更紗
作者には「えっ?」とさせられたけれど、とにかく別れずに結婚生活が持続してるのがすごい!私は地球人なので夫のほうに敬意を表します。歩み寄りの努力って言葉にする何十倍も大変だと思うから。

僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)
ナイス! ★★★★ -
コメント(0)
- 01/24
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
高機能アスペルガー症候群という言葉を知らなかった ので、妻のことを異星人妻と称し夫側からの視点で 2人の結婚生活が描かれていて、とても詳しく細かい 感情の機微まで想像できました。あとがきを読むと びっくり。妻の努力と工夫が様々な箇所に散りばめら れていて感動を覚えました。夫婦の軌跡がしっかりと 太く根付いたノンフィクションです。普通の夫婦でも そんなに甘くない共同生活なのに、ここまでお互いに 前向きに努力し合い歩み寄れる関係が素晴らしい です。
素敵な彼女がユニークな妻となり、さまざまな出来事、齟齬や軋轢を経て高機能自閉と判明、妻の凄まじい努力を少しずつ知る、という夫の側からのエッセイだと思って読み始め、大変さたるや深刻だけど、あれ?結局のろけだよね?などと思ってたら、あとがきを読んでびっくり。ユニークであることを親に肯定されて育つということはやっぱり財産。そして解説の市川拓司氏の、自閉系の対極に「人とのつながり、格や上下、プライド重視」(=ヤンキー系)があるというのがものすごーく心に残った。私もけっこう妻や市川氏と類似の要素があるな。
高機能自閉症とは何ぞや? 読んでみると当人の偏ったハイスペックぶりにただひたすら驚くのみ。苦手な事をカバーする応用力の高さ、素晴らしさには脱帽です





