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表題作が日本ホラー小説大賞短編賞受賞作であり、その他2編を収録した短編集。いずれの作品も違った毛並であり、ホラー的要素を用いながら、強烈に悲哀を感じさせる傑作揃い。やはり表題作は出色で、ただの脱走した豚の話であり、完全にやってることは豚のそれなだけなのに、次第に共感してしまい、最後には胸に込み上げてくるものがある情感溢れる物語は絶品。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/22



ナイスした読書家さんと感想

「トンコ」は純文学や児童文学と言っても差し支えないかもしれません。。。絵本にしてもいいかもしれません。。。でも、この作品はホラーです(汗 他2編も興味深い作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - --/--

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やるせない・・・ハッピーエンドはありえないことが予想出来るだけに、終始涙目で読みました。あまりに切なくてやめておけば良かったと思ったけど、引き込まれてしまって結局最後までやめられなかった。収録3作品ともホラーらしくはないのかもしれないし、ミステリーのような意表を衝かれるような展開もないけど、充分それぞれに魅力ある作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/06

第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作である表題作品,他「ぞんび団地」「黙契」を含んだ本。この「トンコ」をホラーじゃないと言う者もあるが、ただ怖けりゃ良いのかというのが僕の意見。一部のマンガや映画にも見られるが、怖さを引き出すために余りにもグロテスクで不快な表現のホラーを敬遠気味になっていたところだった。しかしこの「トンコ」は、ブタの家族愛と対照に、逆に人間の持つ怖さというものを切ないほどに哀しく歌い上げた物語。他の作品とともに人間の愛情というものを際立たせる、雀野さんの秀逸な文章表現に、賞賛を送りたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/01

表現が生々しく、うっとなるところもありますが、ホラーだけでは括りきれない作品でした。どの主人公にも哀しみを感じる。行き所のない感情、哀しい結末。「あちん」も読んでみようと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/30

ホラーの新人賞受賞作って、どれもオリジナリティにあふれててミステリーに比べると既読感がない。つまり、あ、またこのパターンね、みたいなのがない。この作品もそう。どんな話か想像がつかないところにもっていかれた。ホラーって面白いんだな。三編入りですが、どれも違った味わいで楽しめました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/27

優しい養豚場のオジさんも、けっしてトンコの仲間ではなく、あくまで「殺す側」の人間なんだなぁ。家畜という存在の悲しさ・刹那さ・寂しさを想像すると、この世の中がちょっと違った角度から見えてくる。そして思いもしなかった残酷さにぶち当たる。生きること、殺すこと、食べること…なんだかいろんなことを考えさせられ、単に「怖い」という感情だけではくくれなくなる不思議なホラー小説。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/06

ただのホラーではありません。泣けて仕方なかった。ジャーキーの空き袋を見ると無性に悲しくなる。「ゾンビ団地」「黙契」も秀逸。夜中に読破しましたが、何だか眠れなくなっちゃいました。ご用心!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/06


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