うさレモン
みんなで「セドリック!」って叫ぶところがいちばん好き。

砂漠 (Jノベル・コレクション)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/24
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ナイスした読書家さんと感想
身に覚えがあるような心地よい青春の話。西嶋の考え方にどんどん惹かれる。「助けちゃえば良いんですよ」などの持論を聞いていると単純すぎて清々しくなってくる。めんどくさい持論を持ってる人や変わった出来事に首を突っ込む人がいたり、皆でしょうもない事を企んだりする学生生活に愛着がわく。
「セドリック」という言葉を見た後、ふと「セグウェイ」を思い出してから、この作品が「面白い作品」から「とても面白い作品」に変わりました。ところで、南みたいな子はどこに行けば見つかりますか?
西嶋の無茶さにたまにイラッとくるけど、どうしても憎めないね。一見バラバラなようでいて、すごくバランスのとれた距離感の友達の関係も気持ちいい。学長が言った「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢である」って言葉を読んで、まだ私が学生の時に、今は亡き父が「遊び友達でない、本物の友達を作れ」と言ったのを思い出した。砂漠を突き進んでいく糧になるものだと、砂漠の真っ只中にいる自分は心底実感する言葉。それにしても伊坂さんの小説は映像が頭に浮かんでくるな。
爽やかじゃない青春小説。大学生が主人公のせいか押し迫った空気が現実的で嫌。でも最後の鳥井君はカッコよかったです。
砂漠に旅立つ前のひと時のオアシス。確かに学生という時期はそう言い替えられるかもしれない。けれどオアシスにも事件は起きる。どこか冷めた態度の北村は、入学した大学で風変わりな友人達と出会う。快活で女にだらしない鳥井、取りつく島もない美人の東堂、不定期に超能力らしき力が使える南、そしてKYで変人だが憎めない西嶋。ホスト崩れが引き起こす連続空き巣、何故か仙台市内で米大統領を探す男、やがて取り返しのつかない悲劇が皆を襲う。けれど読後は清々しい。オアシスの記憶も砂漠に降る雪の幻も、遠く過ぎて尚、渇く人を癒すだろう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/05
この淡々としたリズムがすごい好き。青春小説っぽい主人公だけど、友達を大事にしてる感じが伝わってくるのがいいね。俺も今年から砂漠に出ます。
友人同士である5人の大学生を描いた青春群像劇。爽やかで、読後に清々しい余韻に浸れる物語だった。 誰に対しても一貫して丁寧な口調を崩さない西嶋のキャラクターが際立つ。何をやるにも迷いのないところも魅力的だ。 それから見た目だけでない人の本質を見抜き、恋愛観のぶれない東堂がいい。麻雀に興じつつ5人が交わす会話が洒脱だし、社会という砂漠に出る前に、こういう友との日々を送れるのは貴重だなとしみじみ思った。
5人の大学生活と、友情とを淡々と述べていく物語。 主人公は、周りをどこか冷めた目で見がちな男。西島っていういいキャラが出てくる。サンボマスターのボーカルみたいな。 伊坂さんの他の作品みたいに、謎が謎を呼ぶ大きな事件に巻き込まれるとか、不思議な世界に入り込むとかはないんだけど、読ませる。 5人を傍目から見る「莞爾」というキャラが最後に、「おれ、お前らみたいな友達が欲しかった」と言う。どんな友達なのかをぜひ見てみてください。

















