ざれこ
こういう本はいかに見事に騙してくれるかを楽しみに読むんだけど、お見事。やられたわ〜という満足感がありました。館ネタって館自体がとんでもなさすぎてそんなのフェアじゃないよ、って時あるけど、そんなことなかったし、面白かった。むさぼり読みました。人生の教訓も味わいも何も得られないけど(笑)、やはり本格ミステリは面白いなあ。

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/22
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ナイスした読書家さんと感想
もしかして、あの行のインパクトを高めるのが改版の第一目的なのか?新装改訂版は初読みだったが、旧版と並べて較べ読みしたため読了まで10日も所要。初めは一段落づつ読み比べて一字一句差異をメモしていたが、話に没頭する妨げにしかならないので、第三章以降は章単位で交互読みに変えた。会話文を中心に、言葉遣いも若干今風に直されていますね。奥さんへの愛が満ち溢れていた一文で締め括っていた著者あとがきが、そっけない新装改訂版あとがきに置き換わってしまったのはちょっと残念(笑)。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(5)
- 10/29
新装版ですが初綾辻。装丁が作品の雰囲気とピッタリ。縦にも横にもぶれない王道ミステリで、「最近(正当なトリックで)騙されてないなー」という方にはお勧めじゃないでしょうか。たった一行が世界を変える!というのは納得。(新装版の方が更に楽しめます)でも、ものすごくその一点に期待して読むと、いざポイントにきても「・・・お、おおお」となるので、気負わず読んで「ええっ!?」と気持ちよく騙されることをお勧めいたします(笑 個人的には少々期待しすぎちゃいました)描かれている時代は古いですが、本質が色褪せない作品です。
孤島の曰くありげな館で起こる連続殺人というミステリーの王道。メモでもとりながらじっくりと犯人探しにひたろうと構えていたが、逆に、次はどうなるのかとハラハラされられっぱなしで、ページを繰る手が止まらなかった。ウワサの1行は、まさかのタイミングで目に飛び込んできたこともあり衝撃的。たしかに世界を一変させる1行で、まんまと騙されたとうならされた。多少の強引さはありつつも、20年以上にわたり版を重ねていることを納得させてくれる名作。「インシテミル」からここへ来たが、次はやはり「そして誰もいなくなった」かな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/06
たった1行にて物語はこれまでの視線から大きく変わり、予想もしなかった真相が明かされる。予想以上の大どんでん返しだった。少しだけ時代を感じる文章であるけれど、非常に読みやすくて面白い。途中から一気に引き込まれてしまった。これを機会に『館シリーズ』を全巻制覇に挑んでみたいと思います。
高校の図書室の文庫棚の先頭に旧版を見つけて、もう何度目になるかの再読です。なのに『あの一行』には毎回鳥肌が立ちます。しかも改訂版ではページをめくった途端にたった一行だけ!!素晴らしい演出ですね!!この本と出会わなければ『ミステリ』を読み漁ることはきっと無かったと思います。出会えてよかったと心から感謝。『館』の新作、何年でも待ち続けます、綾辻先生!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/28
「安楽椅子探偵マニア」なのですが、綾辻氏の著作は初めて読みました。最初に読むのにふさわしい名作を選んだなと思いました。被害者たちはミステリ研究会、探偵陣もミステリーマニア、そしてこの本を手に取った読者もおそらくトリックの精通者。そんな侮りがたい強敵たちに挑んだ著者の闘争心と自負を感じました。結果、すべての敵を一気に打ちのめしてしまう秀逸で奇抜なトリック。見事でした!人間描写や情緒的な面は青臭く、学生っぽい頭でっかちな作風ですが、そこがまたいいんですよね。
初・綾辻作品。最初は説明が長いかなぁと思ったけれど、一人目が殺された後からは展開が速くて読むのを止められませんでした。誰が犯人か最後まで分からず、出てくる人全員疑ってしまいました。結局「あの人」が亡くなった原因が最後まで分からなかったのが残念・・。シリーズ物みたいなので続きも読みたいと思います。
どんどん人が死んでいって、でも全く誰が犯人なのかわからず、そのままラストまでいってしまいました。本当に見事。綾辻作品の中でこの作品がいちばん好きです。























