うさレモン
読みながら、泣きそうになったり吐きたくなるくらい胃がぐるぐるしました。最後まで読むのが辛かった。映画で見たら辛くて堪えられないかもしれない。

さまよう刃 (角川文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 01/22
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
この小説を読んでいる間中、私は救いを求めていました。救いなどないことが判っていながら。しかし私は娘を獣に殺された父親になんとか救いをと、作者・東野氏に対し心の中で手を合わせていました。そう、私はたとえば藤沢周平氏が小説の中で、主人公の下級武士に一分をたててやるように、割り切れない悲しみの中にも何らかの救いを用意してやって欲しかったのです。小説中、東野氏は主人公・長峰重樹に次のように語らせます。「法律は人間の弱さを理解していない」と・・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 02/20
少年法の壁で十分に裁かれない犯罪者を個人が裁いてもよいのか、テーマとしてはたびたび取り上げられる話題だけど、さすがにこの著者は読ませるストーリーに仕上げてくる。苦くて重くて、描写が生々しくて辛い場面もあるが、子どもを殺された親、捜査する刑事らの苦悩が強く伝わり、共感してしまう。ラストは心地よいものではない。「我々には何も答えを出せない」という言葉にこの問題の閉塞感を感じ、やりきれない思いが残る。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 11/23
重い、本当に重いテーマだった。少年法は加害少年を尊重する。その後の更生を目指して。でも被害者は?被害者の家族の気持ちは?子(女の子)を持つ親としては長峰にどっぷり感情移入してしまった。是か非かは関係なく想いを遂げさせてやりたかった。重い内容でありながらも一気に読ませられてしまった。東野さんの底力を感じた。最後にしっかりミスリードさせられていた事も含めて。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 08/15
世の中からこういう不条理が消えることはないんだろうか…。社会をよくするための法律も警察も、ある面では非常に無力。自分が今現在平和に生活できていることは、本当に幸せなのだと思う。
こんなにも気分がすぐれない物語ではありましたが、事件終息後の最後には気持ちよく裏切られた。確かに違和感を感じていたのですがこれは納得の裏切り。ただ物語は誰も救われない。刃の行方はこれで終わりなのだろうか?誰が裁くのか?誰が守るのか?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 08/16
上野以降が盛り下がる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 09/07
文庫で読んだのが09年夏、新書として発売されたのが04年、04年に読んでいれば感じ方も違ったかも知れないが09年に読んだ時点では少年法自体の賛否は別として議論は既に飽和状態を超えた感があり、言い方が変になるが楽しめなかった。その上しばらくして映画化されると知り変な嫌悪感を覚えた。本当に少年法について問うと言うよりメディアが好む題材として扱われていそうで、著者の真意を蔑ろにされた気持ちになったのは私だけでしょうか?このテーマだと、発売から5年後に映像化しても既に時代とズレていて当たり前だと思うのですが・・・
秩序や常識のない者に、人生を翻弄され、係わった全ての人間にいやな感情を残す結果になったと思います。 小説の世界のお話かも知れませんが、私自身ら非力ではありますが、よりよい社会を作れる存在になりたいと願うばかりです。
読んでる最中も、読み終わった後も沈んでしまいます。女性としては、本当に読んでいてきつい部分がたくさんありました。う~ん。いろいろ思うところはありますが、辛すぎるので、再読はないと思います。























