読了後、ぐったり。順調に読み進めているのに終わりが見えない焦燥感を抱きながら読んでいた。母と娘の呪縛にも似た、濃密すぎる繋がりに戦慄しつつも、彼らの逃避行を楽しんだ。マコに置いていかれた後の、駒子の半生が描かれた、第二部は、若干、間延びした印象を受けた。もう少し短くてもよかったような。。。でも、終盤の纏め方、特にラストは好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/21



ナイスした読書家さんと感想

鳥肌が立ちっぱなしだった。後半になってコマコが小説を書くシーンはまるで自らの命の塊を削りながら命そのものの叫びを必死に文字として絞り出しているようで、それはまさに情熱大陸で見た作家・桜庭一樹の執筆風景と重なるものだった。作家が必死で産み出したむきだしの命の叫び声は、読んでいる私の命にダイレクトに爪を立てる。もしかしたら「死」で終わらない分美しくはないのかもしれないけれど、リアルな温度を感じさせる、とても印象に残る一冊だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(9) - 08/24
ミナコ@灯れ松明の火
ぜひー!^^
ナイス!ナイス! - 02/12 13:28

suzunerin
運よく図書館でかりれましたが一度に13冊もかりたのでいつから読むか思案しています。
ナイス!ナイス! - 02/12 19:48


稚拙な綻びも計算のうちでしょうか、深層心理に働きかけてくる巧みな描写が秀逸ですね。特に前半部分の母子で不思議な町を彷徨うシーンは印象的で、結末は忘れても、豚の町や葬式婚礼などの場面はずっと心に残るだろうな~と思います。私の記憶にべっとりくっついてまわる1冊になりそう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/16

五歳のコマコは握りしめる。唯一失いたくないモノを。若く美しいママの手を。それは幼い頃から続いていく呪い。ネグレストの果ての共依存という、親子の呪い。どこまでもどこまでも一緒に堕ちていく2人。地獄の一形態でありながら、なんて甘美な苦しみなんだろう。その幸福で呪われた日々の描かれ方が、とにかく印象的な作品でした。後半、コマコが『真行寺眞子』として語る「作家とはある種の、自覚的な多重人格者のことだ」という言葉も印象に残ります。これは、作者の本音なんだろうなぁ・・・。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/14

狂気と正気の狭間の本はよくあるが、狂気だけの本は少ないと思う。腐った匂いと側溝のにごった匂い、退廃的なひずみ、どれをとっても不快感が溢れるのに、そして私をこんなにも不安定にするのに、読むのが止められない。苦しくて何度も呼吸困難になる。けれどもしかしたら何よりも生きることに前向きな力強い生命の本なのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/26

狂気と紙一重の母子の愛に息苦しさを覚えた。退廃的なラストを予想していたが、いい風に裏切ってくれた。これ以上ない終わり方だったと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

暗くて重くて・・・人間のドロドロ。でもなんとなく距離がある。初桜庭だったけど、時間あったら私の男も読みたいな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - --/--

母と娘、女性の生きる姿を描くのは本当に巧い!閉ざされた世界の中、本に出会うコマコ。感動する本との出逢いに打ち震えるコマコ。あ~、桜庭さんの一冊は、この本だったのだろうか…、ああ、こうやって本が好きになっていくんだよね、と共感。やがてペンをとるコマコの姿に桜庭さんを重ねてしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/07

第一部、駒子の5歳から14歳、母との死別までの9年間が面白かったが、第二部は少し失速してしまった・・・34歳はマコが生きた歳だから、そこで締めたのはよかったと思う。駒子が母の存在を神格化しすぎていて、それが少し苦しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

家族という真紅の血の鎖で結ばれ或いは繋がれた関係、絆は時に呪縛となる。娘の世界の中心には光の女神の如く母が居る、閉ざされた国の独裁者が民草から至上の賛美を受けるように。娘は持たない、誇りも自我も。本と、女神の微笑みがあればいい。歪んだ神話は唐突に終焉を迎え、娘は独り、永遠に光を失った荒野を流離う。何処へ行けばいい?亡き母の面影と糧となった昔読んだ物語とが混じり合い喉元に込み上げる。吐き出すように、叫ぶように紡がれる新たな物語、娘はその中に未だ過去の光を捜し、この先生きていく道を、探す。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 01/05
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
マコの子だからコマコ…。犬のコロの子はココロで孫はマゴコロとの昔聞いた洒落を思い出す。マゴマコはさすがに名前として成立は困難か。
ナイス!ナイス! - 01/05 18:38



ファミリーポートレイト

読了後、ぐったり。順調に読み進めているのに終わりが見えない焦燥感を抱きながら読んでいた。母と娘の呪縛にも似た、濃密すぎる繋がりに戦慄しつつも、彼らの逃避行を楽しんだ。マコに置いていかれた後の、駒子の半生が描かれた、第二部は、若干、間延びした印象を受けた。もう少し短くてもよかったような。。。でも、終盤の纏め方、特にラストは好き。
ログイン新規登録