最後まで読めば、答えが出るのかと思いきや、もやもやしたまま終わってしまった。一歩間違えれば、かなり批判されるだろうに、煙に巻いたまま終わらせてしまった作者はある意味すごいと思う。

エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)
ナイス! ★★★ -
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- 01/21
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ナイスした読書家さんと感想
続編だとは知らず読んだため何が何だか分からなかった。暗いイメージの小説。表紙も不気味だし。恩田陸好きだけどこれは失敗した。
はっきり言って面白い。読む人がどうとるか、そこに大きな余白があるので、答えを与えて欲しい読者は落胆する。「あなたたちの自由なのよ」と笑っているような作品。「裏返す」と「洗濯する」という言葉がキーワードのようだが、「裏返す」ということは、自分が表だという前提があるわけで、更にすべての人が自分は表だと思っている。卵と鶏のようなもので、なんの意味もない。「洗濯する」といっても、汚れを取るのか、染めまでもとるのか。元に戻すの元が曖昧で難しい。世の中の摂理を説いた、宗教小説なのか。読後感は、諸行無常と響いている。
『光の帝国』の中のひとつのストーリーの続編。私としては結末が納得いかなかった。





