はにまる
これはすごい。問題作。推理小説という形式に対する問題提起という面を持ちつつ、骨格はフーダニット、ホワイダニットを封印してハウダニットのみを求めるストイックなストーリー。と思いきや、ラストにちょっとしたどんでん返しが用意されて、驚かされる。島田荘司氏が唱えていた21世紀本格とは、正にこれなのではないか。

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
ナイス! ★★★★★ -
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- 01/20
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ナイスした読書家さんと感想
『非人間的な発想は、極めて人間的な欲望から生じる』というお話。SNS サイトの片隅に集まる5人。彼等の楽しみは『殺人推理ゲーム』。但し犯人探しではない。犯人は常に『出題者』。5人が競う『鮮やかな殺人技術』はチャットの会話で延々と綴られ、時折ある一人の参加者からの定点観測のようなモノローグが入る。人殺しを自慢しあう薄気味悪い話なのに、すいすい読めてしまうのが面白く、また逆に恐ろしく、本からも自分からも怖さを感じ取れる作品。終盤の(色んな意味での)キレッぷりは見事。そしてラストに書かれた『to be… 』。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/09
「リアル」推理ゲーム、ですので、この設定だけで「問題だ!」と思う方は手にされませぬよう。 本の中だけのこと割り切れる、純粋にミステリの推理と驚きを楽しみたい方向けの作品。謎解きクイズとして、ミステリとして面白かったと思います。 ミッシングリング、密室、アリバイ…個々の問題のレベルも色々。といた謎もあれば、歯が立たなかったもの、唖然としたもの…。 でも今、一番驚いているのは、これの続編が出ていると言うことです。







