春臣
重いテーマだった割にスルスルと話に引き込まれていきました。 じっくり読もうかなとも思ったのだけれども続きが気になってサクサクと読み進められました。 どう考えてもハッピーエンドは望めないのだけれど長峰さんが幸せになってくれたらいいのにと思わずには居られませんでした。 そのため最後はちょっと泣きそうになってしまいました。 ちいさなどんでん返しにもちょっとビックリ。 いろんな人たちの思いが交差した深いお話だと思いました。

さまよう刃 (角川文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/18
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ナイスした読書家さんと感想
例え小説であってもビデオのシーンは読みたくない。次からのそのーシーンは飛ばして読んだ。なんたる惨たらしさ。未成年とはいえ言葉を失う卑劣で卑怯で人間として認められない畜生事件。父親、長峰重樹の虚しく切ない怒りの変動が、あまりにもリアルに描かれていて、読んでいて引き込まれた。少年法と言う高い壁が怒りの火に油を注いだ。日本の刑法は、加害者に甘く、被害者には冷たいとよく言われているが本当にそう思った。小説の中ではあるが、実行加害者の少年二人には死の罰をと本気で考えた。只、庇った和佳子の動きが切なく感じた。もしや愛
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/10
少年法の壁で十分に裁かれない犯罪者を個人が裁いてもよいのか、テーマとしてはたびたび取り上げられる話題だけど、さすがにこの著者は読ませるストーリーに仕上げてくる。苦くて重くて、描写が生々しくて辛い場面もあるが、子どもを殺された親、捜査する刑事らの苦悩が強く伝わり、共感してしまう。ラストは心地よいものではない。「我々には何も答えを出せない」という言葉にこの問題の閉塞感を感じ、やりきれない思いが残る。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/23
<4.2> 花火大会の夜、高校生の長峰絵摩は強姦され、殺された。犯行は「未成年」の少年グループによるものだった。謎の密告電話により犯人を知った父・重樹は…。少年法ってほんと何なの?子どもでも大人でも犯した罪の重さは変わらないわけでしょう?写真も名前も公表すべき。刑を軽くする必要もない。情状酌量の余地がない限り、加害者には被害者と同じ苦痛を味わわせてやればいいと思う。目をそらしたい現実に無理やり向き合わされるという点で、小説としてはとても面白かった。それでも読後感は良くないし、なんともやりきれない。
初めは最後まで読めるか自信なく、何度も本を閉じて。区切りが細かくあることで、何とか気分を整えながら読みました。でも後半は夢中に。最後まで読んでよかった。最後はその気持ちを思うと自然と涙が出てきました。悲しかった。罪を裁くって、法って何だろう。
なんとなくこうなるのではないかと思っていた、結局私たちが信じている正義とは何のため、誰のためのものなのだろう?空しさだけが残った結末。未成年であるため少年法に守られ更生の道を歩く、それと成人であるため裁かれる罪の境界線を考えてしまう。罪の重さは一緒ではないのか。子どもを持つ身としては、被害者にはもちろんなって欲しくはない、同じく加害者のような子どもを無意識に作ってしまうのでは、という変な不安を持ったのも事実。いろんな意味で考えさせられる作品だった。読んでいた本を忘れたので、Bオフで手に取ってからもう一気読
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/30
一気に読みましたが、感想を書き込む今になって手が止まっています。結局、少年法って何を守る法なんでしょうか。今年初頭にノンフィクションで「少年犯罪」の実情が赤裸々に語られた本を読んだのでその時にも感じた深い無力感を思い出しました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/28
★★★★遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作ですね。個人的には勧善懲悪なテーマは好きなもので、評価8(高過ぎるかな?)単純な復讐劇で終わらずに、+謎の密告電話と云うミステリ性も加わり楽しめました。ただ、内容の賛否を含め、ちょっとクセもあるので読者を選びそうですが…。
重い話ではあるが、続きが気になってあっという間に読み終えてしまった。加害者、被害者、その家族達、刑事と全ての立場からの心理描写に引き込まれる。子供を思う親の強さ。正義を掲げる刑事の迷い。未成年犯罪者を守る少年法に対するやり切れなさ。プライバシーを守らないマスコミへの怒り。事件の内容や家族の思いには涙が出たけれど、ラストはさらっと終わってしまった印象。それでも、最後に意外な落とし穴が待っていて読み応えがあった。初の東野作品だったので、他も読んでみたい。
秩序や常識のない者に、人生を翻弄され、係わった全ての人間にいやな感情を残す結果になったと思います。 小説の世界のお話かも知れませんが、私自身ら非力ではありますが、よりよい社会を作れる存在になりたいと願うばかりです。
法律が感情的になってしまうわけにはいかないけれど、法律には心はない。「答えが出せない」ことが答えならば、せめて関わる全ての人々の痛みを想いたい。刃をどこに向けたらいいのか分からないまま、刃だけが鋭く砥がれてゆく気分です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/03
『手紙』も重かったが、もっと重かった。救いがまったくなかった。長峰や鮎村の叫びに息が苦しくなるほどだった。今まで少年法の精神をあまり疑いなく受け取っていたが、自分がどれほど被害者の気持ちを酌んでいなかったか思い知らされる。「自分だってこの世の中を作った共犯者なのだ」という言葉が痛い。でも、いったい自分に何ができるのか・・・。
社会の矛盾を突き、そこに苦悩する主人公。救いようがないストーリーという見方もありますが、主人公の最後の決断に人間の尊さや希望を見出すことが出来ると思います。
人を殺してはなりません。殺してはならないのです。だけど、あのような生命体(犯人)を人といえるのでしょうか? 少年だから許される、精神異常者だから裁かれない。どうなのでしょう?考えさせます。今回は、いろいろな人の視点で考えるのが重要なのだと思いました。ただ、一つ、これは「手紙」と一緒に読んでみてください。裁くのは人です。法律ではありません。加害者側からの視点が見えます。
















