しゅう
うわさには聞いていたけど、百鬼夜行シリーズなのにノリが軽い!(笑)一気に読めてしまった脅威の本。特に京極堂、普段なら考えられない行動言説ばかりで大いに笑わせてもらいました。益田のイメージがかなり崩れたともいえる

百器徒然袋-雨 (講談社ノベルス)
ナイス! ★★★★ -
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- 01/15
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ナイスした読書家さんと感想
読む前からなんとなく引っ張られているような感覚があったのだが……やっぱり榎木津さん、最強です。「下僕」のみなさんがもう諦めて諾々と従っているのも、京極堂が意外と乗り気でエゲツナイのももう全部楽しかった。事件の背後をみればどうしたって陰鬱な雰囲気になってしまうだろうに、そうならないのが榎木津さんが奇人でも基本的にはいいひとだからなのか。それにしても「ちょちょいのちょいだ!」なんて、榎木津さんのような美形キャラでなければ、30半ばの男が言うのなんて絶対許されないとおもう。さすが神だ(わたしもどうかしている)。
説教・忠告をかましながら、最終的に榎さんに便乗して一番悪ノリ♪してるのは誰なんだっていう…(笑)本編はどれも読み返すのに多少の気合いや時間を要するけれど(苦笑)、百器徒然袋は気楽に開けて笑わせてくれる上、結果的に勧善懲悪(?)の爽快感も味わえる。散々振り回された挙げ句、それでも惹き付けられずにいられない神の魅力。そこにいつになくハイな死神まで加わって、気付けば読者も下僕候補に。本編の重厚さとは対照的に、弾け過ぎな番外編。榎さんの素敵すぎる口上の数々で、もうお腹いっぱいです…(笑)
榎木津大明神が中心にくると、こうもおもしろくなるのか…!中心というか、頂点?榎木津さんがもの凄く変人でありながら、神であるのが分かりました。京極堂がいつもより生き生きしているようで…。本名を中々出してもらえない主人公、というのもおもしろかったです。






