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真相を知るということの厳しさ、ですかね。爽快な読後感とかハっとするトリックを期待すると後悔しますが、なんというか・・・考えさせられる短編でした。

真相 (双葉文庫)
ナイス! ★★★★★★ -
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- 01/16
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ナイスした読書家さんと感想
★★★★☆人間の暗部に深く切り込む短編集。生きていれば誰しも持ち得るような悔恨や贖罪の気持ち、追い詰められた人間の狂気ともいえる心理を書かせたら横山氏の右に出るものはいない。読者の心にズシリと圧し掛かかり酸素不足に陥れるような重い筆致に脱帽。
重厚すぎて基本的に横山さんは苦手なのだけれど、これは面白かったーっ!!ミステリでもあるけれど、ある種のホラーでもあると思う。ぞくぞくしたーっ! 妙に現実くさい設定で少し気分が滅入ってしまったのだけれど。
五編の短編集。表題作は亡くなってしまった息子の思い出を汚されたくない父親の思いと、周囲の人間の思いの違いにありそうなことだなぁ……と思っていたのだが、他の短編のどれもが犯人の心理がわからないでもない気がして、おもしろかった。
横山秀夫ならではの心地よい緊張感が楽しめる短編集。被害者遺族の悩み、友人としての悩み、犯罪者の悩み、様々なシチュエーションでの心の葛藤、やや意外性のある真相が描かれている。引き込まれて先が気になりどんどんと読んでしまう本でした。★★★★☆








