snooo
「裏返す、裏返されるそういうものがもう意味を為さなくなっていた。長年そういったことを繰り返しているうちに、どちらも均質化して、ほとんど変わらない特質を持つようになってしまっていたのさ」読み進めていくと自分がこうだろうな~と思っていることも、裏返し、裏返されスッキリしない。少し洗濯をしてほしくなった。

エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)
ナイス! ★★★ -
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- 01/15
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ナイスした読書家さんと感想
ホラーっぽい表紙はマッチ棒と空き缶でしたか。『光の帝国』の「オセロゲーム」母と娘メインの長編。民話調の 『蒲公英草紙』と打って変わってSFホラーのような。『物語を必要とするのは不幸な人間』と書いたのは皆川博子さん。《裏返す》能力と《裏返される》者。物語必要とする存在の、終わりの始まりの雨。常野一族の中の異端なのでしょうか。ちょっと消化不良気味です。《遠目》能力無い私は『光の帝国』の表題作や「二つの茶碗」「手紙」「国道を降りて」の長編読みたいです、恩田さん。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/12
「光の帝国」での短編のひとつ「オセロ・ゲーム」の続編。時子と暎子の娘と母の視点で語られ、拝島親子が常野一族から距離を置いていることで誰が味方で誰が敵で敵が何であるかで不安におしやられそこに加えて何が真実で何が虚構でどこにどう進んでいくのかわからない不安。特に時子の過去、恐怖の源は本気で怖い。後半ほぼ精神的な世界で語られるのでおもわず「Zガンダム」みたいだと思ってしまった。結末まで読んで常野物語の気になることがまだまだたくさん、この続きがもっと知りたい!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 07/18
はっきり言って面白い。読む人がどうとるか、そこに大きな余白があるので、答えを与えて欲しい読者は落胆する。「あなたたちの自由なのよ」と笑っているような作品。「裏返す」と「洗濯する」という言葉がキーワードのようだが、「裏返す」ということは、自分が表だという前提があるわけで、更にすべての人が自分は表だと思っている。卵と鶏のようなもので、なんの意味もない。「洗濯する」といっても、汚れを取るのか、染めまでもとるのか。元に戻すの元が曖昧で難しい。世の中の摂理を説いた、宗教小説なのか。読後感は、諸行無常と響いている。






