remmaya
半年ほど前に買って読み出したものの、いまいちと感じて積んでいた本。半年の間に随分本を読み「味蕾」を増やしたせいか、今回は面白く読むことができた。いわゆる読書術の本ではなく、セイゴオ氏が本をどう読み本とどう戯れてきたかが書かれている。「読書することは編集することである」という、編集工学を専門とする氏ならではの論理は面白い。本を読めるようになりたい人より、もともと本が好きな人が、読書という行為を今までと違った視点で捕らえるための本なので、タイトルは「多読術」というより「多読の薦め」の方が合っているのでは?

多読術 (ちくまプリマー新書)
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- 01/16
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ナイスした読書家さんと感想
単なる読書術ではなくて、知の網目としての本の世界全体とのつきあい方、というスケールの大きな内容でした。インタビュー形式なのもあってか、知の世界への謙虚なわくわく感が感染してきます。大学生になるときに読みたかった…けど、当時の私じゃ意味が分からなかったかな。
とにかく著者の本好きっぷりが、ビシビシ伝わって来ます。新たな発見の連続でした。「著者が自分にプレゼンテーションをしている」という部分には、以前読んだ【斎藤 孝著/読書力】に通じるモノがあって、更にナルホドなと。掲載されているマーキング例にも驚きました。ここまで思い切り、書き込みが出来るのがとても羨ましいです。自分は貧乏性なので、よっぽどの本でなければ実践出来なさそうですが。これからは、「さぁ!読むぞ!」と気負わず、いい読書が出来そうです。
「多読術」ではないと思うけれど・・・・千夜千冊を書いた方なので、気になって読んでみたもの。この方は、どうしてここまで多岐に渡る分野を読めるのか・・・・それは分かった気がする。 だけど、それだけ。
自分自身、読書メーターに登録して以来、これまでならきっと読まなかったであろう本にたくさん出会えている。そういった意味ではココも「多読性」を高めるのに重要な役割を果たしてくれているのではなかろうか。本書にある<人に本を薦めてもらう><読書を仲間と分かち合う>の項目を読むほど、それは確信へと近づく。欲をいえば<マッピングで本を整理する>もいつかできるようになるといいな、とも思う。しかし何より<雑誌が読めれば本は読める>には個人的にもっとも勇気づけられている(笑)。








