ナイスした読書家さんと感想
「玩具修理者」と「酔歩する男」の短編が2本。玩具修理者の方は40ページほどで、オチはボンヤリわかりますが雰囲気が怖い。酔歩する男は時間もののSFですが、いわゆる普通のタイムトラベルのカテゴリーに投げ込めない斬新さがありました。
『玩具修理者』…題名負けしていない、短くて気持ちの良いホラー。弟を修理する過程は繊細で美しいとさえ感じます。『酔歩する男』…見知らぬ親友が話す、過去と未来の物語。波動関数を知らない私でも十分楽しめました。前者は、生物とは何か・無生物とは何か。後者は、時間とは何か・意識とは何か。を考えさせられる作品でした。昨日の続きが今日であることは奇跡なのかもしれない。ホラーではなく詩的に前向きに捉えるならば、明日のために今日を精一杯生きよ、と言われている気がしました。【メモ】ラヴクラフト、クトゥルー神話。


ナイス!




「フリークス」かも。補足すると模倣しているとか凄く似ている、というわけではない。この作者自身の文章がきちんとあるので好きな作家の一人になりそう。