裕
デビュー作「慟哭」以来、すっかりファンの貫井作品。正直、「慟哭」を超えたな!と思う貫井作品にはまだ出会っていませんが、でもやっぱりいいんだよなぁ。1つの事件に対する真実は当然1つ。だけど、見る角度によって、こんなにも違って見える、まさに『プリズム』ですね。誰が犯人なのか?誰が嘘をついているのか?読了後も十分楽しめる作品。

プリズム (創元推理文庫)
ナイス! ★★★★ -
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- 01/15
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ナイスした読書家さんと感想
結局、犯人は誰なんだろう?分からないまま終わったが、不思議とモヤモヤした気分にはならなかった。語り手が変わる度に、山浦先生の色々な面を見せつけられた。『そんな人だったの?信じられなーい!』と噂話を楽しんだ気分になった。あとがきや解説を読んで、『毒入りチョコレート事件』を読みたくなった。
小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。事故か?それとも殺人か?事件の真相をめぐってそれぞれが推理をめぐらせる。面白いのは真相を究明しようとするそれぞれの動機。被害者の為ではなく、あくまでも自分本位なところが何とも言えないです。最後はモヤっと感が残りましたが、どうなるのかとグイグイ読めて面白かったです。★★★★






