非常に読みやすく、登場するキャラクターも個性的でライトノベルを読んでいるようでした。しかし、ユーゴと戦争も題材として含まれていてただの青春小説にとどまらなかったところが実に良かった。「さよなら妖精」というタイトルは最後まで読むと一層マーヤのキャラクターが印象に残ると思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/14



ナイスした読書家さんと感想

高校生くらいになると、自分は世の中を知っていると勘違いする。実際は自分が知っているのは、世の中のほんの一部に過ぎない。ある時、皆それに気付く。守屋がそれに気付くキッカケはマーヤだった。また、それに気付いた守屋は『何かしたい』とも思う。だが『何かしたい』では意味が無い。『何を』したいのかが大事。本書には上記のような、青春の苦味が描かれている。僕は自分が学生の頃ならば、本書を冷静に読めなかったと思う。自分が気にしてないだけで、実は哲学的な意味は全ての事象にあるのかもしれない…
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

留学生を自然に受け入れ、日本の名所巡りに行く、みんなの素直さが気持ち良かった。私自身の名前についてちゃんと「哲学的」に言えるだろうか?そして聞いてもらえる事が今後無さそうでちょっと一人でショックを受けていました。前半、「マーヤ」という異分子を軽く受け止めた主人公が後半「船頭さん」に厳しく諌められた時は、相手の故郷を訪ねる時、それ相応の覚悟を持たなければいけない、と教えられました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/09

幕切れが突然で衝撃的すぎて、どう感想を書いていいか戸惑う。1991年春、地方都市に住む高校生たちと、遠くユーゴスラビアからやってきた少女マーヤとの出会い。互いの国の風習に興味を抱いたり驚嘆したり、それ自体が「謎」となる毎日。ふうん、ボーイミーツガールものかあ、青春だー。なんて思っていたのに・・。ユーゴスラビアってそういえば今は無いんだと改めて思った。90年代前半、戦火の中を駆け抜ける人々がいたとしても、当時の私は世界情勢より自分の毎日で精一杯だった。その事実を少し苦く思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 10/10
のこ
「蝦蟇倉市事件2」読みました?米澤さんのお話に☆
ナイス!ナイス! - 10/11 15:24

しろいるか@灯れ松明の火
みくりあさん、皆さんのコメントでお見かけしましたが未読です^^;確かアンソロジーですよね?米澤さんのはこの作品のスピンオフだとか。そちらもぜひチェックしてみます(^^)
ナイス!ナイス! - 10/12 08:30


マーヤfromユーゴスラヴィアという設定が、日常のナゾ系小説に複雑な余韻を添えており、著者の代表作と言われるのが理解できる一作。「想像力だけではマーヤの日常につながることができない」(解説より)の指摘に深く頷いた。この世界のどこかではまだ内戦があり、民族同士の深い溝があり、それでも未来を思い描いて真っ直ぐ前へ前へと進む人たちがいる。その人たちが架ける新しい橋の真ん中を堂々と歩ける世界になってほしい。
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再読。米澤穂信さんの作品の中でいまのところ2番目に好き(1番は「古典部シリーズ」)なのはキャラ読みだからかと思う。主人公守屋視点で語られるヒロインマーヤのイメージを高めれば高められるほど青春のきらめき、そしてマーヤに対する守屋の憧憬とときめきを感じる。そしてラストの真実を告げられたとき、初めて読んだときはショックが大きかった…せっ、せつなすぎる。ほろ苦いどころじゃない。その前半の明るさとラストのせつなさの対比がこの作品を自分の中で印象深い一冊としてる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/08

日本とはまったく違った異国から来た少女と、過ごすなんでもない普通の日常。けれど、その日常は日本だからの世界であって、少女には少女の世界がある。世界は一つなんてのは、まだまだ理想郷なのかもなあ。かといって、そこを目指すには僕らはまだまだ無力すぎるのかもなあ。Ni!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/26

むむむ!出だしは正直進みが悪かったのですが、かなり深~って感じです。ユーゴの件・人と人・・・今までの米澤作品の中で、一番のてんこ盛りだったかも。太刀洗は完璧に関めぐみさんでした。かなりヘビーな作品でしたね・・・太刀洗は守屋のことが気になってましたよね・・・?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/16

雨の日に出会った妖精マーヤ。彼女を通しておとぎの国を垣間見る高校生を描いたファンタジー!その世界は6つに分裂し、今にも消えようとしていた!・・・・・・ウソです。マーヤは遠い国から来た、魅力的だけど普通の17歳の少女。物語は、彼女の去った後その出身地を探るミステリーになっています。遠くない過去、現実に存在したユーゴスラヴィア。それが異世界のように遠く感じる自分に愕然としました。やるせなく、虚無感すら漂うラストでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/10

いやぁ、日常の謎+ユーゴスラビアについての話は興味深く読みました。最後はもう、どうしていいかわからない。。なんだか、なんだか、力のなさを痛感させられるような話でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 03/15
F@灯れ松明の火
ナイスありがとうございます。私は、本作のどうしようもないことへの無力感が、その後の小市民シリーズや古典部シリーズの姿勢に繋がっているかのように感じました。本作のそこはかとなく哀しい感じ、どうしようないやるせなさに強く惹かれます。良いですよねぇ。
ナイス!ナイス! - 03/15 23:03



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