かめぴ
冤罪が冤罪を呼ぶ。。人の記憶と言うのは、かくもまぁあやふやなものだわ。と思った次第。しかも、一度思い込むと、なかなかそれを訂正することが出来ないもの。人間の脳って、凄いのね。(爆) それにしても、大家が怪しげにうつったのになぁ。最後はこー来るかっ。読み手に委ねてしまう所が、結構ニヤリとするかも。

図地反転
ナイス! ★★★★★★ -
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- 01/13
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ナイスした読書家さんと感想
頼りない目撃情報と自白に頼る警察。そして裏で怪しげな動きをみせる元刑事。さらに冤罪を訴える元服役囚とその弁護士。一体誰を信用すればいいのかという展開で最後までドキドキさせられるんですが、ラストは正直「それで終わり?」という感じでちょっと消化不良の感も。周りの状況や周辺の人間の誘導に左右される人の思い込みの怖さを感じた。
仮説が先に来て、その仮説に沿った証拠集め、捜査が積み重ねられていく。そして、気づくと後戻りの出来ない部分へ……。実在する事件をモデルにしたと思しき事例などを交えながら、そうなっていく過程をスリリングに描いていくので、読中は非常に面白く読めた。ただ、それだけに、最後の最後でやや不完全燃焼になってしまった感が残る。ただ、それでも十分に「面白い」と言えるクオリティにはなっていると思う。
冤罪なのに犯人に仕立て上げられるのも嫌だけど、目撃者にもなりたくないな。登場人物は多いけど、誰だかちゃんとわかって、読みやすかった。さっぱりきれい、ではない終わり方が結構好きかも。もやもやしたまま、だけど。
刑事事件の99%は有罪になるらしい。立件されてしまえば覆されることはまずない。このことを最近知って驚く。だからこそ、逮捕までの捜査や判断は間違ってはならない。推測で答えを出してはいけないのだ。しかし、目撃証言や前歴、性格や性癖が判断を狂わしていく…。『『図地反転』というタイトルを選び、作者が描きたかったことはとても面白いと思う。人物描写も巧いし、展開も良く出来ている。刑事ドラマとしては面白いのですが、これが曽根さんの作品かと思うと???『あげくの果て』のようなパンチのある作品を予想していたので…、やや残念
Amazonの表紙画像ではわかりませんが、黒い部分を図として見ると「赤いバッグ」「幼児性愛者」などのキーワードが浮かび上がって、この物語をよくあらわしてると思いました。それにしても冤罪は悲惨ですね。








