inugamix
はからずも歌野晶午初読。叙述トリックで名高いアレを最初に読もうと思ってたのにあんまり面白そうなのでつい。トリック(昔ながらのトリックで時代がかった感じを出しつつもそれだけにとどまらず…)、巧みな構成、文体の切り替え(綺麗な乱歩調!)、乱歩オマージュ、破天荒な朔太郎、意外な結末だと思ったらさらに…、いやはやすごかった。誰が読んでも面白い本格ってこれかしらん。2度読みおすすめ。

死体を買う男 (講談社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★ -
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- 01/11
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ナイスした読書家さんと感想
江戸川乱歩風の推理小説。乱歩先生と萩原朔太郎先生のやり取りがいかにもで面白いです。この作中劇の作者とある作家が絡んできますがちょっと御都合主義かな。でもラストどんでん返しが綺麗に決まり満足に読了です。
南紀白浜で起きた女装の学生の不審な首吊り事件の謎に江戸川乱歩と萩原朔太郎が挑む――という内容の作中作「白骨鬼」が、最終的に作中現実――おもに「白骨鬼」の作者と往年の探偵小説家のやり取りが描かれている――の事件に直結するといったメタフィクショナルな構成が採られた作品。古典的な双子トリックで二転三転させる多重解決的展開と作中作による二重構造、そして乱歩を模写した文体――それらがあいまって、独特の幻惑感とノスタルジックな雰囲気を醸成している。完成度の高いプロット型ミステリにして、著者初期の秀作。
読んでるうちにもしやこんな展開になるんじゃ・・・と推理しつつ読んでたらやっぱり思った通りの展開!・・・!?あれ違う(ノД`)そう簡単にはいかず、最後の最後にはぁーそうだったのか。と、感心。普段こういう文体読まないので最初は読みずらかったけど、慣れたらどっぷりとはまりした。
幻想と事実と現在がテンポよく流れる、擬古典ミステリ調の作品。 とにかく展開が魅力的で、先へ先へと読み進ませる筆力は凄いの一言。 乱歩作品へのリスペクトと作者の構成力が結実した珠玉の傑作! 読まないのは人生の損失と言い切れる作品。
カラクリが分かっちゃってな~んだ・・と思ったら、やっぱり思った通り。でも、何かヘン。まだ本は続いてるし・・。←こんな思いを次から次に味わい、ヒェ~~最後にこう来たか! と、予想外の展開に脱帽しました。思いっきり裏切られて、面白かったです。
いいねいいね。表紙の二人は、左が乱歩で右が朔太郎なのです。作中作に二人の楽しい探偵話が。外側の作家の話が存在していて、それが最後溶け出して一つになる快感ったら!どんでん返し、いくつかは予想内なんだけど、最後は絶対にわからない!
これは面白い!ついつい、店頭でタイトルに引かれて読みました。舞台は小説と現代が交互に変わるのですが、展開・トリック・終末どれも意外でした。演出が巧い。本当に魅せ方ひとつで在り来たりな展開も一新するもんですね。いやー、新年早々非常に面白い推理小説を読みました。推理小説好きで未読な方、是非一読を!













