更紗
表紙の鏡文字に惹かれました。「ゼック」のメンバーのような知的生物とはかけ離れた暴力的なヤツは私は人間として認めません。滅びてしまえ!という気持ちで読みました。それにしても環さんの不思議な存在感。シリーズの後2冊が楽しみです。

失踪症候群 (双葉文庫)
ナイス! ★★★★★★ -
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- 01/04
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ナイスした読書家さんと感想
警視庁人事課の環という人物は人とあまり関わらず、仕事量も極端に少なく、頻繁に離席しているが上司から叱責を受けることはない謎多き人物。実は環は警察が表立って捜査できない事件を秘密裏に捜査する人物であった。環はある日、捜査関係者から若者達の原因不明の失踪について事件の裏を探る依頼を受けた。環は元警察官の仲間3人と共に調査を開始する…【感想】登場人物達の内容を整理するのに時間がかかってしまい、なるほどそういう物語だったのかと理解する頃には終わってしまい消化不良気味(笑)でも次巻も読んでみたいなと思った。
95年の作品。ポケットベルが頻繁に出て来たりするところは「時代」を感じるけれど、失踪に至った人たちの「失踪に至る気持ち」は今も全く変わらないように思う。強烈な悪意も、時を経ても同じく読み手の心をぐっさぐっさと抉っていく。場所を変え、名前を変え、新しい人生を得ようとしても自分は自分。ここに居るからできない、ここに居ざるを得ないからできないなんて、ただの言い訳なのかも。
警察からの指示で謎を追う特務集団を描いた作品。リーダー環のクレバーさが光る。次巻以降の探偵原田の描きかたがどうなるのか気になる…。
ゆっくり読むつもりだったが、夜更かしをしてしまうほど夢中になった。携帯電話よりポケットベルが頻繁に登場したので、始めは違和感があったが、95年の作品だということを知ったら納得。症候群シリーズの第一作ということで、第二作、第三作がどんなものか楽しみ。原田一家のその後や、武藤や倉持、環のことが知りたくなった。
貫井氏といえば、『必殺仕事人』に代表される“必殺”シリーズの大ファンであるが、本作はその趣味を存分に活かしたシリーズと云えるだろう。環敬吾率いる彼のチームのメンバーの召集シーンからニヤニヤしてしまった。特に注目したいのは本作に登場する犯罪の片棒を担いだ人々というのが、実は私たちとなんら変わりのない、ごく普通の人々だということだ。我々の安定した暮らしというものがいかに危うい日常のバランスの上で成り立っているかが実感させられる。依頼された失踪人捜しと原田が追っていた人物が出てこないから、ミッション失敗!?








