YSPR
今作では主人公周辺の人物にもスポットが当てられ、正直謎解きよりも目が行った。その謎解きではやはり人間の心の内の生々しさにハッとさせられる。

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
ナイス! ★★★★★★★★ -
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- 01/01
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ナイスした読書家さんと感想
前作のように澄んだ空気のような文章は心地よく清涼感さえ覚える。それも私と円紫さんのもつ間にとても合っていて、だからこそ私と円紫さんにすごく好感が持てる。人間の影のような悪意に一瞬ゾッとさせられるけど、二人の人柄や夜の蝉の最後のエピソードもあり読み終わりは心穏やかな気持ちになった。
登場人物の育ちの良さを感じさせる言葉遣いや立ち居振る舞い、容易に脳内イメージできる感情表現や背景描写、そして「うーん」と唸らせる論理的な推理展開 上手いですぅ!! ただ・・・ 「餡ドーナツ」の「あんどーさん」とか「この雨を君にあげよう」、「つー、ゆー」とか、おやじギャグに降参!! <(^_^;
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/19
それまで顔を見せなかった北村薫が、メジャー入りし覆面をとったきっかけともなる、円紫師匠と私シリーズの2作目がこれ。タイトルの「夜の蝉」他2編の中篇になっている。あいかわらず、北村のやさしい言葉遣い(これは円紫師匠のキャラクターがそうさせているのか・・・)と、ミステリーとは一味違う謎解きが絶妙。和歌や古典文学、それに「鰍沢」や「つるつる」など古典落語の話を謎解きの事件に組み入れるなど、巧みな物語の展開に興味を惹かれる。ただ、残念ながらストーリーとしては第一作の方が僕好み。
柔らかく知的で清涼感のある文章。表題作「夜の蝉」が一番よかったです。お姉ちゃんてこんな感じですよね。
【図書館】姉の恋が切ない。
日常の謎系ミステリと言うよりも、漂う雰囲気や優しさを感じて楽しむ作品なんだなぁ…。 …と書いているものの、悪意や狡さもチラチラと見え隠れする。 小咄に近い構成の作品…かな?









