m/a
これは傑作。北朝鮮の国内をここまで描いた小説があっただろうか。そしてこの作品が真に凄いのは、おもしろさの理由が決して情報的な部分だけじゃないこと。キレると「二宮くん、キミねえ」と嘘くさい東京弁になる桑原が最高です。

国境 (講談社文庫)
ナイス! ★★★ -
コメント(0)
- 12/06
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
黒川の小説は、簡単に言えば、関西弁、極道、ハードボイルド、ということになるけれど、読めば読むほど僕にとっては魅かれる作家だ。特にこの作品は、800ページを超える長編、力作中の力作!何せ、中心舞台となっている北朝鮮という国は現地取材なんかとても出来ない国なのだから・・・。といっても、手に汗握るシーンが続出だし、それでいて黒川の世界観の主張もなされている。それにウィットに富んだ会話や、極道・ごろつきの話とはいえ、人間味あふれる心遣いも垣間見られ、やはり彼は超大物作家だ!





