にく
『マイ・フーリッシュ・アンクル』のオジサンとか、『ポトスの樹』のオヤジとか、ダメ男たちがやたら愛しく思える。

モノレールねこ (文春文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/27
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ナイスした読書家さんと感想
誰かを傷つけたり押し退けて掴み取った幸せよりも、自分が傷ついたり失いながらもその手の中に残った小さな幸せの方が、もっとずっとあたたかい。こぼれ落ちた日々、ノラ猫が繋ぐ見知らぬ文通相手、行き違った親子の気持ち、届かない片想い、大切な家族との永遠の別れ。不器用で、痛いと、つらいと、涙を見せることさえ下手くそで、それでも信じた道をまっすぐに進む彼らに訪れる新しい明日。幸せはちょっと形を変えて、大きくなって帰ってくる。頑張りをきっと誰かが見守っている。モノレールみたいなデブ猫や、世界一男前なザリガニの姿をして。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(6)
- 01/19
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
いえいえ、遠慮なくどうぞ。こちらも面白そうな本をチェックさせていただきます。そして読みたい本・積読本がまた増えちゃうってわけですな。
ナイス!
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01/22 17:36
いえいえ、遠慮なくどうぞ。こちらも面白そうな本をチェックさせていただきます。そして読みたい本・積読本がまた増えちゃうってわけですな。
ナイス!
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01/22 17:36
短編集、不器用な人(一部人じゃないけど)達の暖かくて、ちょっぴり切なくて、可笑しい物語、外れないなぁこの方の作品、ザリガニキャラがあんなにかっこよくて、泣けるなんて…、バルタンすげぇよ。
積読本の山に文庫が積んであったので、解説読みたさに引っ張り出してきて結局全編再読してしまった。解説の吉田伸子さん曰く「一読めより二読め、二読目より三読め、とどんどん味わいが深まる」はい、その通りだと身をもって実感。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/09
モノレールねこが運ぶ手紙。ぶさいくで太ってて偉そう、だけど愛らしいモノレールねこ。家事も仕事もしない甘ったれ、でも人を想う気持ちは深いおじさん。言葉無くとも想い合う家族。8つの短編集ですが、どの話にも、失った何かを懸命に取り戻す姿や、迫る恐怖や喪失から大切なものを守ろうと踏み出す姿があります。誰が悪い訳でもなく降ってくる悲しみが、また悲しみを与え満たされないことがあるように、人を満たすのもまた人。世の中が暗いからって暗い顔しなきゃいけないことはない。脱皮して、笑っていることにします。ね、バルタン。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 06/30
有
anneさん、こんばんは!勝手に登録してしまいすみません。そしてお気に入り登録ありがとうございます(*^^*)他のだと、さらさらや、てるてるあした辺りが気になっております(>_<)私もモノレールねこ、好きです!!是非、感想お待ちしております(^^)
ナイス!
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07/28 23:46
anneさん、こんばんは!勝手に登録してしまいすみません。そしてお気に入り登録ありがとうございます(*^^*)他のだと、さらさらや、てるてるあした辺りが気になっております(>_<)私もモノレールねこ、好きです!!是非、感想お待ちしております(^^)
ナイス!
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07/28 23:46
anne@灯れ松明の火
有さん、おはようございます♪ 私の感想、こちらに書きました(^.^)またのぞいてください。http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11719817
ナイス!
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07/29 08:23
有さん、おはようございます♪ 私の感想、こちらに書きました(^.^)またのぞいてください。http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11719817
ナイス!
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07/29 08:23
題名とイラストに惹かれて購入。再再読。登場人物がさっぱりとしていて、読んでいて気持ちがよいです。沢山泣いてつかれちゃったけれど、読んだ後、あたたかな気持ちが残ります。読んで良かった。
せつないんだけど、じんわり温かくなる。シンデレラだけが異色。温かいというより怖い。セイム・タイム・ネクストイヤーが好き。こんなホテルに私も出会いたい。
感想を書こうと再読。長編も好きだけれど、短編には短編の良さがあって好きです。ちょっと不思議な話「シンデレラのお城」と表題作の「モノレールねこ」がお気に入り。切手を貼らない文通というシチュエーションがツボ。読み返している時に「あれ?どこかでちょっと似たようなエピソードの話あった…うーん何だっけ??』としばし、悩んでしまいました。何だったのかは確認出来たけれど、その本はもう家にないかも…同じの買うの嫌なので、別の本に収録されているのを知ったので、そちらを購入しようと思っています。
どのお話も大切なものを失うことの悲しみとそれを包み込むような暖かさを感じさせる短編集です。「マイ・フーリッシュ・アンクル」は家族が死に、ろくでもない叔父とふたりぼっちになってしまった女子中学生カスミのお話。叔父さんは不器用で馬鹿で馬鹿で馬鹿だけど、本当はすごく繊細で優しい。でも馬鹿! 「バルタン最後の日」は拾われてきたザリガニと飼い主になった一家のお話。バルタンの優しさと頑張りが胸を刺します…人間だから、ザリガニの想いを知ることは出来ないのだけれどそれが想いやりという形になってフータの家族に惜しみなく降り
静かに、そして、すっと染みてくるお話を集めた短編集。特にテーマを設定していないみたいだけれど、近しい人の喪失とそこからの回復を描いた物語を集めたのかな?気になったのは、『シンデレラのお城』。最後に明かされる主人公の少し歪んだ愛情が、とても哀しく、他の作品と違い暗いラストとなっている。そのことが、本作を他の作品から浮び上がらせ強い印象を残す結果になっている。
失うことによってポッカリあいてしまった心の穴。その穴をクスっとしたほのぼのさで埋めてくれたような短編。どれも途中までは退屈感があったのですが、ところがぎっちょん落としどころがうまく癒されます。忘れていたおふくろの味を意外なお店で味わえた満足感みたいな感じでしょうか。発想もすごいですね。まさか、ザリガニのバルタンくんに感情移入させられるとは。。まさしく加納マジックですね。バラエティに富んだ8編でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 04/14
欲をいえば、もちょっとドロドロすればいいのにとか最初は思ったけど、読後時間がたつにつれ、なんでもかんでもそうすればいいってもんじゃないよね、と訂正。この感じが丁度いいかも。夜寝る前とかに読む大人の童話って感じ。
加納さんの著作を初めて読みました。おっとりとした日常や人間関係を描きながらも、すこーしだけスパイスを効かせたストーリー。読むと穏やかでほんわかした気分になれます。著者の他の作品も読みたくなりました。「モノレールねこ」「ポトスの樹」が個人的にはお気に入り。残念ながらバルタンではなけませんでした(笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 02/17
すばらしいっ!こんなにいい本だったとは…。全部の話が好きです。暖かくなりました。おじさんと姪っこも可愛くて泣けたし、なにより最後のバルタン…!本当に感動しました。何でザリガニで泣かされなきゃイカンっ!でも泣いたっ!文句なしに素敵な物語でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/07
綺麗な表紙と面白い題名につられて購入。
加納さん初めて読みましたが思わぬ掘り出しものでした!
どの話もとっても面白かったです。中でもザリガニは印象的。読後感もよく、なんだか癒されました。
自信を持ってオススメできます。
読友さんのおススメ。表紙を図書館で見た瞬間、心を射抜かれました(笑)恐可愛過ぎる(笑)中身もこの猫のような毛並みの手触りを連想させるような柔らかなお話。最初はブツブツ言いながら撫でてるのに、その内黙って撫で続けるようなそんな静かな気持ちになります。解説もよかった。モノレールのような猫から始まり、ザリガニの語りで締めるなんとも心地の良い作品集でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 02/04
せつなさと優しさが入り混じったふんわりと柔らかな8編の短編集。著者の描く、情けなて不器用でダメダメな男性達を見ていて、なんかこう「いい子いい子」してあげたくなった(笑)。短編ながら心に残る作品ばかりだった。(表題作だけ、ちょっと安易過ぎていて、残念です;;)私の中で世界中のザリガニは、今後バルタンに改名となりました。あはは
バルタン泣けました。どのお話読んでも人間のずるさとかの中に暖かさがあるのが伝わってきます。
初☆加納朋子☆何かで北村薫を彷彿とさせる作家と耳にしていたのだけれど…加納朋子は加納朋子で北村薫とは違うかな、と☆8編の短編☆全編を通して、「死」と「人との絆」特に家族との絆をモチーフに組み立てられ、ほどよいテンポで展開する☆『セイムタイム・ネクストイヤー』が好き。読みながらそれぞれの相手を思う心にジワーッときてしまい、電車の中で感情をおさえるのが大変でした☆『シンデレラの城』も好きかも☆『バルタン最期の日』は目線の置き所が秀逸☆やるせなさでいっぱいになった☆なんだかほんわかいいものをもらった感じ♪
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(8)
- 10/16
☆緑茶桜☆アイコン変更お試し中☆
雪守さん☆初めまして!どうもありがとうございます。1冊で判断してはいけないと思いつつ、その後、手を付けることなく現在に至ってしまいました。『ななつのこ』ですね。読んでみます。円紫さんシリーズ、大好きなので楽しみに読んでみますね♪教えて頂いてありがとうございます(^○^)今後ともよろしくお願いいたしますね☆
ナイス!
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07/12 15:47
雪守さん☆初めまして!どうもありがとうございます。1冊で判断してはいけないと思いつつ、その後、手を付けることなく現在に至ってしまいました。『ななつのこ』ですね。読んでみます。円紫さんシリーズ、大好きなので楽しみに読んでみますね♪教えて頂いてありがとうございます(^○^)今後ともよろしくお願いいたしますね☆
ナイス!
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07/12 15:47
最期に希望の光が見える、そんな短編集。全編のクオリティーは高い…が、そんな事よりザリガニだ、ザリガニ!あ…バルタン星人のモチーフは蝉、これ豆な(笑)。
文体が脳内言語とでも言えばいいのでしょうか、頭の中の思考処理がそのまま表れている感じでとっても読みやすい。加納さんの作品をいくつか読んでみたところで感じたのですが、死の周辺を描いている作品も多いのに、決して暗くない。好きな人に死なれたら苦しいけど、残された者には明日が、未来があるっていう空気が温かくていいです。とかなんとか言いながら、この本の中では「ポトスの樹」が好きだったりします(*^_^*)
モノレールねこ→電車ねこ→でんしゃねこ→でんしょね…オッホン。気付いたとき笑いました。もちろん読んでる最中も楽しかったです。ゴーゴーレッツゴー!バルタン最期の日には読んでて泣かされました。
初めての加納朋子。一人称で語り起こされる、ちょっと笑えたり、しみじみしたり、優しさに心癒されたりの短篇が8作。『モノレールねこ』ってそういう意味だったのね。ブラボー!個人的には、優しさでできている『セイムタイム・ネクストイヤー』、表立って書き込まれてないけど奥さんの心の広さがステキな『ポトスの樹』がお気に入り。『バルタン最期の日』はザリガニも良かったのですが、お母さんの脱皮のしぶりに泣き笑い。短編集なのですが、優しさが心地よくて、じっくり読んでしまいました。章扉のイラストも素敵です!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 11/11
アイゼナハ@灯れ松明の火
T・トミザワさん〉 ナイス&コメントありがとうございます! 私も『ポトスの木』お気に入りです。こんないい加減なオヤジを憎めないと言ってくれる奥さんが素敵だなぁと。仲直りできて良かったですよね(^^)
ナイス!
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04/14 17:05
T・トミザワさん〉 ナイス&コメントありがとうございます! 私も『ポトスの木』お気に入りです。こんないい加減なオヤジを憎めないと言ってくれる奥さんが素敵だなぁと。仲直りできて良かったですよね(^^)
ナイス!
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04/14 17:05
野良なのにむちむち太って、塀に乗れば両側にはみ出たお腹が垂れ下がる。そんな白黒ぶちの不細工猫に、ついた名前はモノレールねこ。首輪に手紙を挟む方法で見たこともない友人と始めた文通は、ねこの突然の死で終わりを告げて。表題作のこの猫だけで先ず持っていかれる(笑)短編集は、どの話も失くした筈の何かを見つけ直す人びとを、べたつかず優しい目線で描いていく。疲れた時や気持ちが傷んでいる時に、さらさらと心を解いてくれる本。「バルタン最期の日」の主人公のかっこよさには、誰もが惚れると思う。…ザリガニだけど。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 08/28
nyanco@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
おはようございます。この本は装丁を見ただけで既に物語に誘われて持って行かれちゃいますよね。単行本と同じ猫なのに、違うバージョンで両方欲しくなってしまう憎い技あり。バルタンも大好きだったんだけどザリガニの表紙じゃ売れなかったかな?w
ナイス!
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08/29 08:57
おはようございます。この本は装丁を見ただけで既に物語に誘われて持って行かれちゃいますよね。単行本と同じ猫なのに、違うバージョンで両方欲しくなってしまう憎い技あり。バルタンも大好きだったんだけどザリガニの表紙じゃ売れなかったかな?w
ナイス!
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08/29 08:57
愛すべきダメ男やダメ子やダメ生物が、失った何かを気づかせてくれる話。ザリガニで泣いたっていいじゃない。
【心に優しく響く】 日常の中にある人と人の繋がりを描いた短編集。私は「マイ・フーリッシュ・アンクル」(頼りない叔父さんとしっかり者の姪の話)「ポトスの樹」(ダメ親父とそれに反感している息子の話)「バルタン最期の日」(ザリガニととある一家の話)が大好きだ。どれもストーリーはこんな感じかな、となんとなくわかるのだけど、ちょっとした驚きの展開がきちんとあって読んでいて飽きない。日常をきちんと過ごしていきたい、そんな時に読みたい人情あふれる作品集。
どの話も語り口が面白くて、す〜っと引き込まれていきます。そしてどのお話もどこか切ない。お気に入りはやっぱりバルタンの話。ザリガニにやられました。
最初の『モノレールねこ』は特にたいしたことをしているわけでもないのに、妙に存在感があり、最後の『バルタン最期の日』は不覚にも泣かされた!それ以外の作品もどれもなんとも言えない切なさがあって、良かったです。
日がたってうまく書けませんが、タイトルに惹かれて選んだ初めて読む作家でしたが、とにかく面白い短篇集だったです!短篇それぞれの登場人物の痛みに涙が止まらなくなりつつも、ユーモアがありパワフルでもありました。表題作に佐藤さとるさんの本の事が出てきますが、一話毎にタイトルページに挿絵があって、佐藤さとるさんの本の感じがなんなく思いだされて嬉しかったです。私も小学生の頃よく読んで登場人物の絵を書いたりしてたので☆
バルタンでは泣かなかったけど・・・でもところどころウルウルした。
切ないし、でもクスリと笑えるし、全体的にはとても良かった。でも、通り魔とか泥棒とか病気とか、大きな事件をここまで使う必要はなかったのでは。一番じんときたのは「パズルの中の犬」。加納朋子作品を読むのは初めてだけど、乙一や飯田雪子作品に共通するものがある気がした。
どれもタイトルがストレート。ほんのり暖かくてちょっぴり切なくなる素敵なお話揃いでした。
8篇からなる短編集。本人も気づいていないような過去の出来事を引きずっている人たちの話。どことなくアンハッピーな雰囲気が漂う。人生そうそう何でも思い通りには行かないが、ちょっと良いこともあるかなぁ。ザリガニの話は、現代版「ザリガニの恩返し?」。そういえば日本の民話ってちょっと物悲しい話が多いよなぁ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 03/31
餌をやっていた猫、祖父母や両親、最愛の娘、果てはザリガニまで色々な死にまつわる大人メルヘンです。 ちょっぴり胸が痛んだり寂しくなったりするけれど、最後はクスっと笑えたり、小さな希望の樹に蕾が膨らんでいたり、よし明日は頑張るよん♪て言いたくなる作品ですぅ!!。 v(^_^)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 10/10
「涙を拭いてまた前を向こう。」という気持ちにさせる8編のストーリー。そして気付けば一人じゃない、暖かな光がさしている。モノレールねこ・バルタン等、ネーミングも、イラスト(表紙の猫ちゃんはカワユイとは言えないかも?だけど読んでみれば味わい深い^^)も、解説もとてもいい。ちょっとだけ涙したい時にお奨めです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 04/11
日常にあるあると思う事柄と少しの不思議さでこんなにファンタジックなお話になるんですね。心に染み入ります・・・「マイ・フーリッシュ・アンクル」と「シンデレラのお城」が特にぐっときました。そしてやっぱり、ザリガニに泣かされたのでした。
nyancoさんが「どちらも素敵!」とおっしゃってたので、今回は図書館で単行本と文庫本を両方借りてみました。 確かにどちらの装画もいいなぁ~。 単行本の方がモノレールねこがスマートだね^^ でもふてぶてしそうな表情がかわい~♪ 中の扉絵は同じですね。 文庫本の吉田伸子さんの解説もよかったです^^
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 08/23
短編集。表題作の『モノレールねこ』を読み終えた時は期待外れの1冊になる気がしたが、コメント等で評判の良い『バルタン最後の日』までは我慢してみようと読み続けた。『セイムタイム・ネクストイヤー』では全ての登場人物の優しさが感じられた。『ポトスの樹』の主人公の父親のクソオヤジっぷりは笑えた、特にラジコンカーの話が好き。『バルタン最後の日』は涙が流れるまではいかなかったが胸は熱くなった。もう少し長い作品ならザリガニに泣かされてた可能性は高い。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 04/19
単行本が良かったので購入。加納さん要素たっぷりの優しい短編集で、ふとしたときに読み返したくなる魅力がある。単行本とは少し表紙絵が変わっていて、表題作のモノレールねこを中心として他の作品のアイテムがさりげなく描かれている。こういうの好きだから文庫化って楽しみなんだよね。これからの加納朋子さんの作品にも、菊池健さんの絵が使われてほしいな。「マイ・フーリッシュ・アンクル」が特にお気に入り。ダメダメ叔父さんにちょっぴりイライラしつつ読み進めていき、秘密が明かされたときには愛しい存在になっている不思議。切ないなぁ。
モノねこを読む前に、鷺沢萠「さいはての二人」を読み、最後のページを閉じて・・・いいよな『絆』『家族』ほんわか。そのほんわか充電バリバリ・モードの手で、こちらのザリガニの語りに、ひょいと気軽に耳の横に手を添えたもんですから・・・はい。とことん、まいりました。公園の池の中のザリガニの本棚にはきっと、「さらば愛しき女よ」「長いお別れ」「ロング・グッドバイ」・・・あんたのバイブル。お初でしたので、オチが旨いなぁ、絶妙だ!と感心し切り。ミステリー作家さんだと後で分かり、再び腕を組んでふ~ん。と感心ポーズ。

















































