hachiro86
「箱」というメタファーが卓抜で、イメージしやすい。よくできている。

自分の小さな「箱」から脱出する方法
ナイス! ★★★ -
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- 12/23
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ナイスした読書家さんと感想
すごく分かりやすい。 「自己欺瞞」とは分かりにくい言葉だが、要は「あれ、やってあげた方がいいんだけどなぁ」という気持ちに背くこと。例えば、電車でお年寄りを見かけて「席、譲った方がいいんだよな」と思っても、結局譲らない。自分の気持ちを裏切るので、自己欺瞞に陥っている。そうなると、自分を正当化しはじめる。「いや、おれ働いて疲れてるし。お年寄りも最近元気だし。席を譲って『そんなに年寄りじゃない』とかって話もよく聞くし…」と言うように。これが「箱の中」に入っている状態。箱の中にいると、どんな行動もうまく行かない。
ストーリー仕立ての翻訳ものによくある、ご都合主義のエピソードには食傷気味。しかしこれはあまり違和感なく読めた。耳が痛いながらも、あれもこれも箱だったのかーと納得。最後の親子の和解の場面はなくてもよかったと思う。翻訳ものでは和解してハグしないと幕が下りないらしい(笑)。実体験としては、家族のごみ屋敷のような部屋を、あるがままに認めすごく楽になったので、すでに脱出を実行していたことになる。





