朱音@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
ゆるい探偵モノのようでその底に人間の怖さが隠れている、と言った感じ。サクっと読めるが意外に深いのでは。キャラ作りがますますうまくなった気がする。ネット上でのやりとりも、今どきの小説ではあるほうがリアルだし、そこのあたりの取り入れ方は絶妙。小市民・古典部両シリーズよりも好きかも。

犬はどこだ (創元推理文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/23
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ナイスした読書家さんと感想
面白かった!部長さん、古典部シリーズの折木さんに似てる?でも折木さんより大人。ぜひシリーズで続きを読みたいです!人間怖いっすね。
積み重ねた仮説がたった1つのことから反転していく様は凄いです。それにしても追い詰められた者が何をするかって考えたら怖すぎるな。そんな意味でもあのラストからの読後感が印象に残る。今後シリーズ続編の予定があるみたいなので少しでも早く刊行されるのを期待してます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/19
だんだんと見えてくる真相に近づくにつれ、徐々に気力を取り戻していくように感じる紺屋を見て、なんとなく大団円を予想していました。ところが、最後の最後で以外な真相が明かされ、予想外の結末に。それまでなんだかんだと良い方向に向かっているような雰囲気だっただけに、突然ブッチリと切られた感じで、ちょっと、いや、結構フラストレーションが。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/03
犬探し専門の調査事務所を開業した紺屋。開業早々きた依頼は、人捜しと古文書の由来調査……。一見、関係のない二つの依頼。読者にはリンクしていることがわかってくるけど、紺屋とハンペーが連携していないので、なかなかわからないのが少々じれったい。そして、結末……、それまでのやや軽い感じの雰囲気とは打って変わって、なんとも言えない余韻が残る。
探偵事務所に失踪人探しという定番と古文書解読、そんな中でチャットを駆使し、事件の動機もコンテンポラリー。事件が徐々に見えてきてサクサク読み進めていくと、ラストで感嘆! 主人公の紺屋をはじめ、ハンペー、GENらのキャラクターは魅力的だけど、まだまだ本領を発揮していないように感じる。英副題に THE CASE-BOOK OF "KOYA SEARCH & RESCUE" 1 とあるようにシリーズにする気配が感じられ、大いに期待。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/06
「日常の謎作家」米澤さんの、非日常本格ミステリ。訳あって東京から地元に戻ったものの『ま、犬でも探して暮らすか』という、あまり覇気の無い『探偵もどき』紺屋が出会った最初のケースは?序盤は紺屋の脱力感がこちらに伝染し、ぐでっとしたけど(笑)、中盤以降は紺屋の冴えに引き込まれました。設定に無理がなく「読み手を引っ掛ける手法」ではなく、読み手の推理をリードする読ませ方は正統派で、王道ミステリの愉しさ。さて紺屋が最後に見せた「道徳観」は同情?応援?それとも恐怖?解釈の余地を残してくれる作品は読後も二度美味しいです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/12
紺屋とハンペーが、それぞれに語る一人称が醸し出す雰囲気!巧い、としか言いようがない。結末への展開なんて、もう、お見事!としか言えません。このラストは本当にいい。大好きです(笑) 。シリーズ化して欲しいなぁ。
お好み焼き屋をやれなくて探偵に、犬専門の探偵になりたかったのだけど、事件に巻き込まれていく物語。なんだか昔よくあるような感じだと思って読んでいたら、ネットストーカーとかいろいろ現代風でさっくり読めました。正義に燃えない探偵というのもアリですねぇ。構図の逆転がよかったです。でも、古文書の捜査が偶然すぎるのがちょっとなぁ…
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/28
犬探しを専門に始めた探偵に持ち込まれた失踪人探しと古文書解読。その二つの依頼が微妙にリンクして、少しずつ真相が明らかになっていく。その関係に主人公たちが気づいていないところにやきもきさせられながらずんずん読み進めていたら、用意されていたのは予想を裏切る真相。クライマックスの意外な展開も米澤さんらしく、まんまとやられてしまった。今作には、学園ものとは一味違う背景の重さが描かれていることも魅力的。これまで読んだ米澤作品で一番引き付けられたこともあり、ちょっぴりおとなの探偵物語として続いていくことを期待したい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/26
どこだどこだと血眼になって犬を捜しまくる話、ではなく、人捜しと古文書の解読が絡んだビター風味の探偵モノ。小鳩君(小市民シリーズ)、折木君(古典部シリーズ)より少し大人の青年探偵・紺屋が挑む謎はなかなかの重さ。主要キャラたちの好人物ぶりに救われますねぇ。徐々に加速する展開、ラストの衝撃はさすがの米澤節。読後、なるほど~のタイトルにニヤリ。紺屋のやる気の無さが、意外に使える男・ハンペーのハードボイルド気取りと好対照で、いいコンビネーション!また二人に会いたいな。次なる依頼は?犬捜しだといいですね、紺屋さん♪
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/10
痒い所に手の届かない感じのすれ違いにやきもきさせられましたが、終わってみれば大満足の1冊でした。小伏町役場で田淵が言ってた学生さんは何か調べ物をするために戻ってきた桐子さんのことかと最初は思ったけど、鎌手が出てきて卒論うんぬん言ってるときにこいつくせえええと思い、エマvs蟷螂事件で確信し、いくつかもやもやを残しながらもラストはこんな感じだろうなーと予想をつけながら読んでたら見事に裏切られた!いやー、数学の公式のような美しい小説でした。村の城の話も興味深く読ませていただきました。まさか伏線だったとは。続
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/22
米澤さんには青春系の軽めの作品(でもほろ苦い味はあるのですが)と、ずっと苦みを増した系列とがあると思いますが、こちらは後者の方と言っていいでしょうか。とはいえ、『ボトルネック』ほどの破壊力はないですが(笑)。ハンぺーの存在が軽さを与えてくれるとはいえ、主人公の紺屋や捜索対象の女性など、抱えた事情が作品に深みを与えています。文体はハードボイルドっぽくて、でも途中でハンぺー視点が入ってきたりチャットが混じったりと、いろいろ工夫されてるところも飽きずに読めて面白かったです。 続
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/25
MURAMASA@灯れ松明の火
読んでみて作品を気に入ると、何冊かさかのぼって読んでみます。でも、デビュー作などは幻滅してしまうかもしれないので怖くて読めないことが多いです。米澤さんの場合は最初に小市民から入ったので、そういう心配はなかったです。
ナイス!
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12/06 21:19
読んでみて作品を気に入ると、何冊かさかのぼって読んでみます。でも、デビュー作などは幻滅してしまうかもしれないので怖くて読めないことが多いです。米澤さんの場合は最初に小市民から入ったので、そういう心配はなかったです。
ナイス!
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12/06 21:19
田舎を舞台に、素人の私立探偵が織りなす物語。犬さがしだけをやりたかったのに、人探しや古文書調査の依頼が舞い込んで。。。ポップな疾走感のあるちょっぴり変わったミステリーと言う印象。そうだよなあ、犬さがしならなあ。まぁ、犬さがしも大変だけども。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/17
病気のため安定した職を離れねばならなくなった紺屋(こうや)は、犬専門の探偵事務所を開いたのだが、来る依頼は人捜しに古文書の由来探しと畑違いばかり。しかし条件に折り合いを付けて探してみると、思いの外根の深い事件で、二つの依頼の収束のさせ方など読者をヤキモキさせてうまいと思いました。結末も予想の斜め上を行く感じで、最後までぐいぐい読ませる力がありました。ミステリと言うよりは、ライトなハードボイルドを読んでいるようで楽しかったです。
犬捜し専門のはずが、来た依頼は人捜しと古文書解読。なかなか面白かったけどラストがモヤモヤする・・・その後桐子はどうなった?ハンペーがいい味出してたと思うが、私的には主人公とネットでやり取りしていたGENが気になる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/06
米澤さんらしい、後味引くお話でした。後味というか…苦虫食べちゃった感。ごめんなさい、上手く表現できません。今回は皮膚病といい、痛い話が多かった気がします。とても生々しい。が、それと対称的なキャラ(妹さん、店員さん…でも特にハンペー!)、愛おしいです。淡々としている紺屋さんも好きですが(笑)ミステリ。意外性に富んでいて面白かったです*
ここ最近の読書の中で個人的大ヒット。本当に面白かった。改めて米澤さんの作品は肌に合うと感じる。じわじわと真相に迫っていく過程、失踪女性の捜索と古文書の解読という二つの依頼の複雑なリンク、ラストで一気に回収される伏線に圧倒された。ラストで何食わぬ顔で現れる桐子、その穏やかさが恐怖に感じられる。タイトルの〈犬はどこだ〉も、この小説を言い得て妙、秀逸だと思う。
春〜秋小鳩くん・小佐内さんシリーズ、さよなら妖精、ストーリーセラー1・2と読んできて本書。読む作品ごとに違う顔を見せる米澤穂信さん。作者名を知らずに読んだら米澤氏の小説と気付かなかった可能性、大。実際なぜか原りょうさんの探偵・沢崎が浮かんできて仕方がなかった(笑)大好きなテイスト。紺屋の白袴をことわざ辞典で引く。『専門家が忙しくて自分には自分の技術を使う間がないこと』に独りウケる(笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/08
病気のため会社をやめ故郷で調査事務所を開業した紺屋。失踪した女性の捜索と謎の古文書の解読。二つの事件、全く関係ないようでいて、少しずつ関係性が見えてきます。紺屋とハンペーの性格が正反対なのもいいですね。探偵かぶれのハンペーの先走りっぷりが笑えます。テンポも良く笑いも交えつつどんどん物語が進んでいくだけに、ラストは衝撃。ほんの数ページでこうも物語の色が変わるのかと驚きました。読後は背筋がゾクっとしました。また二人の探偵さんに会いたいですね。
うまい、うまいよ米澤さんっ!唸りました!失踪人探しと古文書の由来調べという2つの依頼と、それらが交差して浮かぶ全体像は、化学反応したように別物で、切迫するラストで感じるハラハラさえ結末で裏切られました!古典部&小市民シリーズと読みましたが本作が一番満足。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/14
☆7 米澤さんにしては登場人物が大人ばかりで違和感が少しあったけど、米澤節は意外と大人の思考にもあっていた。今回は二つの日常の謎を長くやって最後にまとめていたので、小出しの謎ときが少なくなっていたのは残念だったけど、最後のまとまりはとてもよくて、それぞれのエピソードも違った面白さがあった。あと意外と題名が笑える。
初米澤作品。犬探し専門が人探しと古文書解読・・・2つの依頼がどんどん繋がっていく様も面白かったし、最後は割とダークにまとめた所も、意外と好きかも知れない。別の作品も読んでみたいと思いました!!
ゆるゆる探偵もの。犬探しを専門にしたかったのに最初の依頼は人捜し、勝手に助手になる者が現れ、なんとなく引き受けるハメになった二件の依頼に実は接点が! 米澤作品らしい凝った組み立てだけど、ハンペーのキャラは珍しい明るさ。しかしラストはやっぱり米澤クオリティ。でもこれが好きなんだよね……。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/19
古典部にしろ、小市民にしろ、米澤さんの描く人物はなんか……活気が無い?でもってなんだか自意識過剰な印象を受けてしまう……。たぶんその辺は私自身の好みの問題なんでしょう。ストーリーはとても良かった。ちょっと調べればあっけなく解決するような簡単な調査依頼がうまく事件と絡まって、なんとも言えない後味のラスト。ちょー好み!
「遠まわりする雛」でも考えたのだけど、この作家は地方都市やそこからまだ奥まった土地にある、ひそやかな伝統や風景を描くのが上手い。大切に思っているのだな、というのが伝わってくる。
主人公は探偵稼業をはじめたばかりで、しかも田舎町が舞台。ほんわかした雰囲気でさくさく読めるが、話の骨組みはしっかりしている。登場人物たちはとてもいきいきとしていて自然。深刻さのない軽めのノリだが調査をしていくにつれ郷土史にまで話が広がり、この作者は売れてるだけあって力量があると感じた。動物の話じゃないよー。
最後の展開に引き込まれた。ただ、最後が少し呆気ないように感じた。ダークな終わり方だったけどあり!続編を書かれること期待しています。
米澤穂信初読。登場時のイメージが限りなく軽薄なハンペーが「役不足」に気づくあたり、あれれ著者の感覚がキャラクターに反映され過ぎちゃった?と思ったらきっちり伏線でよかった。伏線上手さんなのかな? 未だかつて読んだことのないタイプの幕切れが印象的すぎて、作家のイメージが固定されちゃいそうなので、他のも読んでみる。
紺屋と半田がそれぞれ良い味だしてて良かった!事件の輪郭が見えてからは惹きこまれてラストまで読みました。この後味の悪さは嫌なんだけど独特の余韻があって不思議な感じ。こういうお話は大好きです。面白かった!!とりあえずは一刻も早く紺屋が“番犬”をみつけられますように。















































