あられ
記憶は嘘をつく。 目撃は曖昧。 それは、冤罪の温床となる。 刑事のかいた筋立て以外は、取り上げられない。 いままでも、現在も、これからも。。。

図地反転
ナイス! ★★ -
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- 12/22
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ナイスした読書家さんと感想
何が起きたのか、これから先何が起きるのか、容易に推測のつく終わりかただとは思うんです。でもやっぱり消化不良。新米刑事の感じた取調室のなかのあの確信はなんだったのか?すっきりした決着をみない現実社会からひとつ踏み込んだところで「小説」を読みたいと思う気持ちがかきたてられました。
刑事事件の99%は有罪になるらしい。立件されてしまえば覆されることはまずない。このことを最近知って驚く。だからこそ、逮捕までの捜査や判断は間違ってはならない。推測で答えを出してはいけないのだ。しかし、目撃証言や前歴、性格や性癖が判断を狂わしていく…。『『図地反転』というタイトルを選び、作者が描きたかったことはとても面白いと思う。人物描写も巧いし、展開も良く出来ている。刑事ドラマとしては面白いのですが、これが曽根さんの作品かと思うと???『あげくの果て』のようなパンチのある作品を予想していたので…、やや残念




