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「私」と落語家円紫シリーズ5作目。私は社会人になった。この本も又、作者の文学や落語の知識に驚かされる。祖父が若いころ下宿先の女の子から差し出された謎の文字を解く「朝霧」の読後感がさわやかだった。

朝霧 (創元推理文庫)
ナイス! ★★★ -
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- 12/13
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ナイスした読書家さんと感想
「円紫さんとわたし」シリーズ第5作。中篇3篇からなり、それぞれオール讀物に95年から97年に発表され、1998年に単行本化されたもの。シリーズとしてはとりあえず最終作がこの作品。このシリーズは、女子大生である私が、大学の先輩である落語家の円紫さんのアドバイスで様々な謎を解いていく話だが、この作品では「私」は大学を卒業し社会人になっている。また、この作品にも芥川をはじめ、俳句の話など文学的な内容が盛り込まれたり、人の心の揺れる様、そして人情味あふれる表現など、3篇ともシリーズの終わりを飾るにふさわしい物語。
借り本。前巻より文学知識に追われなかったので、少し安堵。解説の文学誌ミステリーは言い得て妙だ。それにしても、謎は解決しても、その人を語りつくしたわけではないのでそこにモヤモヤした。次の巻は借りれるのかな?「私」の恋の話は少し気になるところだ。





