らぴ
初・加納作品。日常ミステリをいろいろと読み散らかしているところだが、これは恋愛も絡んでいてキャラクターも魅力的。ラストの紗英のわがままはとってもかわいい! この他の加納作品もぜひ読みたい。

掌の中の小鳥 (創元推理文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/13
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ナイスした読書家さんと感想
★★★★☆日常でいながらどこか現実離れしたものを感じさせる生活の中に散りばめられた謎の数々。表題作や、「自転車泥棒」などどれも秀逸。
正しくは「再読」なのですが…思いの外、忘れているものです(苦笑)ミステリーというカテゴリではなく、恋愛小説というべきか…。まぁ普通のそれとは少し違うけれど、私は好き。圭介の「自分に何か大切なものが欠けているのではという思いは、子供の頃からつきまとって離れなかった。」というのはちょっと分かる。それでも私はある時には自分を好きになるのはとても「容易なこと」だった。今はどうだろう。自分がとても好きかと尋ねられたら「はい」とは言えない。でも、それでも一生自分だけは自分につき合うしかないなとは思う。
読みやすくてあったかい話しでした。素直になるほどと思ってしまったり、世間は狭いなと感じてしまったり、とにかく上手い楽しかったです。
どの言葉ひとつ、しぐさひとつをとっても、重要な伏線だったり、その人物を形作る大きな要素だったりで、おもしろく読んだ。日常のちょっとした謎、それを解いて現れるのは善意や思いやり。甘酸っぱさとほのかな苦味ただよう加納作品の魅力的なところだ。
ミステリというより、恋愛小説かな。冬城さんの性格がクール過ぎるみたいですが、話自体は結構甘め。加納節ですね。武史が好きだなぁ。『エッグ・スタンド』の冬城さんは、もう……鈍すぎて……苛つきましたw
短編五つで構成された、ひとつの恋の物語。一つ一つの完成度が非常に高い。 …謎よりも、謎にまつわる皆の思いに心をうたれた。 傑作。
数年ぶりに再読。普段日常生活であれ?と思ったこと実は掘り下げてみるとこんなミステリーが含まれているのかもしれない、逆に言うと普段の私たちっていかに謎を謎として解かないまま生きているんだろう、そんな風に思わせる紗英と圭介の二人が魅力的。色の名前が沢山書かれているのが好きです。想像しながら読んでいると鮮やか。
加納朋子さんならではの細かい描写に、非常に感心しました!男性作家ではこんな表現には絶対にならないと思わせる場面が幾度となく出てきます。個人的には、桜月夜とエッグ・スタンドがいい。
第1話を読んだ時、なんとなくですが圭介と瀬尾が重なって見えました。ちょっとナンパな瀬尾さん、という感じ(笑) 読み進むと印象は変わりますけど。圭介と紗英の出会いから始まり、少しずつお互いの気持ちが惹かれあう感じが、露骨にならないような絶妙な匙加減で表現されています。
うーん。加納朋子さんの小説は好きなのですが、これにはあまりのめり込めませんでした。でも、泉さんがとても素敵。泉さんのようなバーテンダーがいるバーに行ってみたいです。


























