Hans
少々独善的と感じる個所もあるにはあったが、全体的には一貫した強い主張がある。特に『著作と文体』では優れた批判がされていると思う。また、単なる方法論ではなく、著述と読書への心構えが説かれていておもしろい。

読書について 他二篇 (岩波文庫)
ナイス! ★★★★ -
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- 12/08
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ナイスした読書家さんと感想
『思索』『著作と文体』『読書について』の3篇が収められています。『思索』と『読書について』は書いてあることが似通ってます。一方、『著作と文体』は主にドイツ語の文体の乱れを頑固おやじが「最近の若者は国語(ドイツ語)を汚している。しかも学者までも。嘆かわしい。」と文句を言いまくっている感じだ。しかし、ドイツ語が分からない私には楽しめなかったので、読まずに飛ばしました。他の人の感想を拝見している限り、私と同じように飛ばしている人も多いようですね。『読書と文体』は無理に収録する必要がなかったのではないでしょうか。
まあ、まあ、好きな本を読めばいいじゃん。人生は、1回しかないんだし。
読者や著作家や出版社、さらには訳者までにも、ことごとく辛口批評や注文を付け、私自身もドキリとしました。でも、読書に対しての一つの姿勢を見いだすことができました。本書の著者「ショウペンハウエル」さんは、1788年~1860年と日本で言えば江戸時代の後期に生きた人ですが、そのころ書いたものとは思えないほど現状とマッチしていると思いました。それと、ハウエルさんがのりうつっているかのような斉藤忍隨さんの翻訳は素晴らしいと思います。






