poke
タイトルの宿命に納得。なにもかもしゃべって楽にならないように壁をつくる。なんだか切なかったです。人間味のあるよいラストでした。

宿命 (講談社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/07
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ナイスした読書家さんと感想
後の白夜行、ガリレオを感じさせる。読み応えある長編。雰囲気漂う序章から、宿命のライバルとなる晃彦と勇作を主軸に、大企業が隠す謎も絡み、物語は加速度を増してゆく。殺人犯を捜すこと以上に、宿命の糸が明らかになっていく過程に重きを置いているか。ラスト、思わぬ展開に驚く。ただ美佐子との今後も深く触れて欲しかった。読後、宿命の糸に導かれた二人の来し方が思い返され、それ以上に、勇作とサナエの冒頭エピソードが悲しく思われる。そこに、まだ知らずながらの母を感じていたのか。そして母もまた知らずに子を重ねていたか。
最後の結末の部分は一気に読んだ。驚きの展開でした。でも納得できるし、いろんなコトが一本にキレイにつながる感じ。とっても面白かった。
皮肉にも感動的なめぐり合わせ 地元の大企業、UR電産の社長が殺された。凶器であるボウガンは創業者瓜生家のものと判明。瓜生家に向かった刑事、和倉勇作は驚愕する。かつての恋人が、かつてのライバルと結ばれた。3人をとりまく宿命とは?ライバル同士の対決の決着は?東野氏ならではの綿密に組み込まれた伏線の回収が見事。本格推理でありながらも、登場人物の背景に意外性を持たせているのも本作品の魅力。同氏の作品で、かなりのお気に入り。良い意味で伏線の回収に翻弄された。終章で明かされる真実には脱帽。ラストの一行がミソ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/30
途中まで、タイトルは宿敵でもいいんじゃないの?って思ってました。でも最後の最後に、宿命って言葉がもの凄い重みでのしかかってきて、なるほど〜!やっぱり宿命以外には考えられないなと思った。
後半からはぐっと引き込まれました。 宿命が作品名になってるのは、幼きころの主人公との関係と現在の状況からだと考えていました。サナエの死についても、子供の時に何らかの事故で晃彦が関わってしまったために秘密にしておかなけばならなかったからで。また、勇作と美佐子の過去を知った上で、瓜生晃彦によって仕組まれた結婚と事件であり、学生時代からの2人のライバル関係からくるものだと思っいました。全くの検討ハズレ。最後は意外性もあり、面白かったです。なので★★★☆☆!
結末がわかった瞬間、息を飲みました。単なる犯人探しだけじゃないサスペンスは初めて読みました。東野さん、貴方は凄い!
タイトルにもなっている「宿命」の真意はあっと言わせるものがある。登場人物が多く、人を把握するのに少しばかり手間取った。東野さんの他作品を読んだときは、逆境や境遇から感情移入していく感じだった。今回は全貌がなかなか見えず、ラストに至るまで登場人物に肩入れするというよりは客観的に読み進めた。再読の際には、読後だからわかる伏線がちらほら見えるし、意識する人物も変わる。「宿命」を知った後では読む姿勢が大きく異なると思う。
最終章で畳みかけるように衝撃の事実が次々と暴かれる。なるほど、これは文字通り『宿命』だ。タイトルに偽りなし。ただ、派手さには欠けるかも。
途中まで晃彦が犯人であるような描写が多くて、このまま解決なのか?それとも別に犯人が?と思いながら読んでいました。そして、犯人があっさり自白し、なにか腑に落ちないと思っていたら、最後に勇作と晃彦の関係性が明らかになり、二人はただのライバル関係ではなかった。そして、タイトルの「宿命」がなにを表しているのかがわかり、すっきりしました。
パラレルワールドラブストーリーの手前のお話。と紹介されてどれだけ読んでも意味がよくわかりませんでしたが読み終わった後に納得でした。レンガ屋敷がプロローグで出てきて一瞬館モノと思ってしまったのは某作家の作品を最近読んでいたからであることは間違いない。宿命というか運命というか因縁というか、見えない糸に操られている物語でした。こういう三角関係を書くのはウマいなと思えた作品のひとつでした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 11/22
事件はともかく、最後の展開と人間性の書き方が非常に面白い!絶対にありえない話だけど、主人公へ感情移入もしやすくて読みやすかった。
話が始まった当初、登場人物が多すぎw もう誰が誰だかw と それでも読んでると話の確信が掴めづ。 そう前に進もうとしたからわからないのでした。この物語を例えるとすれば『動画を巻き戻したような物語』ってところでしょうか。よかったです。
運命の悪戯、そうとしかいいようのない三人の運命、いや文字通り“宿命”を描いた作品。晃彦、勇作、美佐子のやり場のない感情の行方、交錯する想いが届きそうで届かないもどかしさがどんどん胸に痛切に響いてくる。率直に云えば、この3人の宿命的結び付きは、あまりに出来すぎで過激な演出で繰り広げられるお昼のメロドラマのような陳腐さと紙一重、もしくは同等であると云えよう。晃彦の真意が終章に至ってようやく読者の眼前に明かされるとき、東野氏がマジックを解くのに、指をパチンと鳴らした音が聞こえたような気がした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/22














