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春琴は家柄のプライドか、盲目としてのプライドか、師範としてのプライドなのか自分を堅く守っている。そのなかで佐助が唯一完全ではないが入り込んでいる。異常とも思える程の恋心が春琴に届いていたのだろう。彼らの関係性は、彼ら自身にしかわからないものかもしれない。
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ナイスした読書家さんと感想

金子國義、井上文太に美意識を叩き込まれた。であるがゆえに、『春琴抄』はただならぬ存在感を放つ特別な作品だ。心は実在を歪め、時に純化する。そこに耽溺して生きることはこのうえなく切なく美しい。「春琴の遭難は自傷行為によるものではないか」と友人は言った。自分もまったく、そのとおりであって欲しいと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/23

中学生の頃、塾の国語の講師がSM物語だよ、と言っていたので、「ま、まさか鞭が唸り蝋が滴るようなそんな不埒な展開が…!?」と期待していたら、序盤は春琴さんは10歳そこそこのお嬢さんでちょっと拍子抜けでした。しかしそんな邪念を除けば、文章は繊細で佐助の春琴さんへの崇拝に近い愛情がよく表現されていて素晴らしいものでした。春琴さんは美しい女性なのですが、舞台が大阪なだけに、一人称が「わて」であるところに度肝を抜かれました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/12


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