タイトルだけ見ると、全く違う話なのかと思った。皆から「違う存在」と言われ続け、でも、自らを「違う存在」と決めつけてしまった少年の成長物語。作中でも「思い込みが激しい」と言われているけど、幼い頃のある種の突飛な思いつきを、高校になっても…そりゃ、思い込みが激しすぎるよ(笑) とは言え、「普通」と「特別」の間での葛藤とか、そういうところが丁寧に描かれていて面白かった。ラストシーンは個人的に「?」だけど。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/01



ナイスした読書家さんと感想

母親が最近「荻原浩」ばっかり読んでて面白いのかしら、でもあんまり惹かれないな、と思ってました。でもこの本はあらすじ読んでパラっとめくってみて惹かれたので、借りて読んでみました。大正解でした。父親を知らない少年が、自分の父親はクロマニヨン人だと推測し、原始人ぽく生きながら、友情や恋を知り、大人になっていく物語。自作の槍作りが、ゆくゆくは陸上種目の槍投げまで発展したあたりが面白かった。サチとの出会いから現在に至るまでは、少女漫画みたいにキュンときて、感動してしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/22

別の形の話だと思っていた。自分のアイデンティティに重大な穴があるってことは、大変なことだ。それを埋めるだけで大変な労力を必要とする。一人では厳しいから、助けが必要だ。そして上手く埋められたら、もう不幸なんかじゃないと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/05

大人になるということは、あらゆることに対する敏感さを忘れることなのだなあ、と思う。どこからどう見ても「平凡」なのに、自分は特別だと信じたい気持ちと、その気持ちに対して素直に行動できる力がまぶしい。まだ見ぬ父を慕う子どもの話に「クロマニヨン」というふりかけがかかっただけでこんなにも面白くなるなんて!途中までSFか?と疑いながら読んでいましたが、気持ちよく期待を裏切ってくれました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/09

こどもの心は複雑だ。他人とちょっとでも違うということが気になりだすと、自分の「生」そのものが不安になる。この物語は、自分の容姿が他と違うこと、また母子家庭という環境で母親の仕事の特殊性から、自分が第四氷河期時代を生きたクロマニヨン人の末裔ではないかという突拍子もない思い過ごしを端にした小説である。荻原特有の現実離れした、ばかばかしくも思える子どもの空想物語だが、こどもの心理の成長過程や、家族、特に男親に対する思いを描いた作品として、重松とはまた一味違う家族そして人生を語る小説に仕上がっている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/16

突拍子もない肉付けで突拍子もない内容かと思えば、全然そんなこともない。ある少年の思春期の成長を描いた作品。これまで読んだ荻原作品では、最高傑作です!!!孤独だった主人公の周りもいつの間にか素敵な人に囲まれ。ウサギって結構昔からいいやつだったのかも。ラストのお母さんのくだりでは号泣してしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/17

読んでいる途中で再読に気づきました(;´・`) 今は間氷期で、人間がいくら地球温暖化を叫んでも、それは人間側の都合であって地球はびくともしない。氷河期に入るときはスイッチを入れるように一気にくる。とのくだりが気に入っています。『僕たちの戦争』とかと似ている雰囲気かな?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/07

自分が「クロマニョン人の精子を人工授精して産まれた子」だと知ってしまった少年の話。とにかく駆ける! バースディやあの日にドライブで何か物足りなかったのは、この疾走感・冒険感かもしれない。オチはさすが荻原浩。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/22

子供でも読めるやつだと思って買ったら、大人向けの言葉かチラホラ・・・。まぁ、それは置いといて、最初のほうは良かった。だけどワタルが衝動で動きすぎてあ~またかっていう感じになってくるとこがちょっと・・・。でも「人を愛する大切さ」はわかった。・・・でも、ワタル捕まっちゃうのかな?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/01

一体この物語はどのような形で決着するのだろうか。元々予想するのは得意ではないが、予想できなかった。結末だけを見ればありふれた「成長物語」かもしれないが、至るまでの過程が非常に魅力的であった。おそらく、自分の「荻原浩」好き補正もかかっているんだろうけども。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/26

荻原節炸裂。読む手止まらなかった。テーマが新しい。オチも最高。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/05

★★★☆(3.5)(原始人+陸上競技)×少年小説。ちょっと長すぎの気もするが、なかなか読み応えがあって面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/27

★★★☆ 自分をクロマニヨン人の息子と思い込んだ少年ワタルとサチの爽やかな成長&恋物語。仄かな笑いが散りばめられているのはいかにも荻原さんらしいが、いささか冗長に過ぎた。それからタイトルもいまひとつピンと来ないなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/25


四度目の氷河期

タイトルだけ見ると、全く違う話なのかと思った。皆から「違う存在」と言われ続け、でも、自らを「違う存在」と決めつけてしまった少年の成長物語。作中でも「思い込みが激しい」と言われているけど、幼い頃のある種の突飛な思いつきを、高校になっても…そりゃ、思い込みが激しすぎるよ(笑) とは言え、「普通」と「特別」の間での葛藤とか、そういうところが丁寧に描かれていて面白かった。ラストシーンは個人的に「?」だけど。
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