女流作家の描く男性像。「最後の恋」と続けて読んでみたが、これほど落差があるとは。細かい心理描写が欠落していて、男性心理がすごく単純化されている。たしかに、男の存在意義は女性を求めることで、それをとったら大したものは残らないのだが。時代に取り残されたおじさんや、井上靖やヘッセの中に出てくるような少年の描写ではなく、家庭なり、職場なり女性と対等に存在して、頑張っている現在(今)の男性の心を描写して欲しかった。



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