medaka
改めて、「榎木津のキャラは飛び抜けてるな〜」と感心(?)した本作。シリーズ独特の、おどろおどろしさ中毒者なので、一番気に入ったのは【瓶長】。【山嵐】終盤の、中・榎・関のトリオには笑った。特に中禅寺のわざとらしい演技。実に想像しにくい…と思ったが、意外とそうでもなかった。

百器徒然袋-雨 (講談社ノベルス)
ナイス! ★★★★★★★★★★ -
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- 11/25
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ナイスした読書家さんと感想
読む前からなんとなく引っ張られているような感覚があったのだが……やっぱり榎木津さん、最強です。「下僕」のみなさんがもう諦めて諾々と従っているのも、京極堂が意外と乗り気でエゲツナイのももう全部楽しかった。事件の背後をみればどうしたって陰鬱な雰囲気になってしまうだろうに、そうならないのが榎木津さんが奇人でも基本的にはいいひとだからなのか。それにしても「ちょちょいのちょいだ!」なんて、榎木津さんのような美形キャラでなければ、30半ばの男が言うのなんて絶対許されないとおもう。さすが神だ(わたしもどうかしている)。
シリーズ再読中。「薔薇十字探偵の○○」と名付けられた3つのサイドストーリー。薔薇十字団とその一味(?)が大暴れ、最後は解決なのか破壊なのか、まさに「不可能状況を打破する力技」。本編のようなじめっとした感が少なくて、ドタバタ感があり、主要キャラクターが出そろうのもうれしい。
榎さん大活躍?大暴れ?の3篇。榎さんは視えてしまうので、フツーの探偵小説のようにはいかないし、そこに残るのは破壊だけですが。。。イマドキ珍しいくらいの完全なる勧善懲悪。
ここまでどうしようもない状況で、いったいどう解決するのだろう?と、凡人の私としては途方にくれるわけで、それがこんなに痛快なオチになっちゃうなんてねえ。「瓶長」の家は、絵的に、夢に見るほど不条理で怖かった。昨今のゴミ屋敷など比較にもならない。しかしこの怖さを「粉砕!」してくれた探偵に、拍手喝采!!。












