舞城王太郎の短編集。 ピコーンが秀逸なのだが、個人的に記憶に残ったのは熊の場所。 何故記憶に残ったのかは不明だが、やはりネコの尻尾を切って保管する、と言う残酷ともとれる表現が心に残ったのだと思う。 この舞城王太郎の小説の根本には愛がテーマになってるように思う。 短編の隅から隅まで愛で満たされてる様な感じを受けた。

熊の場所 (講談社文庫)
ナイス! ★★ -
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- 11/19
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ナイスした読書家さんと感想
やっぱり舞城王太郎の物語は、最初は違和感があるけど一度勢いにのると一気に読まされてしまう。「熊の場所」は”恐怖から逃げたければ・・・”の科白に感銘。「バット男」では主人公の希薄さに不気味さを感じた。「ピコーン!」は、物語の勢いが凄まじかった!なんにしても登場人物達の個性やエネルギーが凄いな〜。
表題作「熊の場所」。舞城は幼少期というか思春期というか子供のイノセントな感覚を描くのがずば抜けて巧い。それゆえの残酷さとか脆さとか恐怖心とか、饒舌なようでいて言葉が足らずに必死で言葉を探しているようなあの文体もそれに一役買っているんだろうな。個人的には「バット男」もかなり好きだ。「ピコーン!」はアレだ、遊び過ぎっていうか、言い過ぎだ(笑)本屋を探し回っても全然なくって、舞城作品て気の利いた本屋じゃないとおいてなかったりするよね。




