まっくす
素適な短編がたくさんあってとっても贅沢な一冊でした。読み終わってから真夜中に読めば良かったな、と思ったのはいしいさん「サラマンダー」/恩田さん「飛び出す、絵本」かな。初めての作家さんの作品も読めて幸せで、また気になる作家さんが増えちゃいました。

金原瑞人YAセレクション みじかい眠りにつく前にI 真夜中に読みたい10の話 (ピュアフル文庫 ん 1-10)
ナイス! ★★★★★ -
コメント(0)
- 11/14
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
揺れ動き磨り減ったりするYAに向けて選ばれた作品10作でした。1作品目のサラマンダーから飛び出す、絵本までは、本当に"眠りにつく前に"読んだら夢にみそうな感じもする不思議な感じでした。爽やかで光を持って終わる話もあればやりきれないと思う話もあります。楡井亜木子さんの話が爽やかで好きでした。魚住直子さんの作品は、最後がどうあれとても可愛い。恩田陸さんの作品は設定の奇抜さにとても引き込まれます。アンソロジーっていろんな作家さんに触れられていいです。
アンソロジーは色々な作家さんのお話を読めるので、作家さんとの出会いみたいな感じです!! 短編集でページ数も少ないのに、それぞれのお話に強く引き寄せられました。
好みの話が多かったけれど、その中でもいしいさんの「サラマンダー」、恩田さんの「飛び出す、絵本」が特に良かった。「飛び出す、絵本」が好きな人には三崎亜記さんの『廃墟建築士』の中の「図書館」をおススメしたいです。
作家の名前は帯にも表紙にもデンと載っているのだけど、それぞれの作品タイトルもみずに、夢中になって読んでしまった。読んでみると10作品中5作品は既読のものだったけれど、いずれも新鮮に読め、何よりラストにこの作品が!とびっくり。25年前、ラストの作品が掲載されている文庫を20回読んだら病気も治るよといわれたことを鮮やかに思い出してしまった。いいアンソロジーです。続刊も楽しみ。






