あかり
心理描写の少なさが犯人に感情移入する余地を与えず、かといって警察側に肩入れするわけでもなく、あくまで客観的。軽妙さはないけれど、硬質で乾いた雰囲気が際立った作品でした。

切断 (創元推理文庫)
ナイス! ★★★★ -
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- 11/11
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ナイスした読書家さんと感想
おなじみ大阪府警捜査第一課シリーズ。今回のコンビは海部班の久松が中心。また、今回は一人称が用いられないことや、これまでのように漫才の掛け合いのような、思わず笑ってしまう会話は少ない。事件としては、外見上はオカルト的狂気連続殺人を地道な捜査で真犯人にたどり着くといったストーリー。これまでとは若干異なり、ミステリーから、近年の作品のようにハードボイルド的タッチに変化している。また、過去と現在をフラッシュバックのように切り替えた手法を用いていることなど、黒川小説の歴史において分岐点といえる作品なのかもしれない。





