多視点をスムーズにさばいていく手腕はやはりさすがで、読んでいる途中は非常に心地よい。プロットにさほどの仕掛けもあるわけではなく、どちらかというとストレートに進んでいく物語でこんなに読まされるとは。ラストはやや拍子抜けの感もあるが、造りものに徹する気がないのならこのくらいの収束具合で幕を閉じるのも当然なのだろうか。(稲)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/08



ナイスした読書家さんと感想

95年の作品。ポケットベルが頻繁に出て来たりするところは「時代」を感じるけれど、失踪に至った人たちの「失踪に至る気持ち」は今も全く変わらないように思う。強烈な悪意も、時を経ても同じく読み手の心をぐっさぐっさと抉っていく。場所を変え、名前を変え、新しい人生を得ようとしても自分は自分。ここに居るからできない、ここに居ざるを得ないからできないなんて、ただの言い訳なのかも。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/22

警察からの指示で謎を追う特務集団を描いた作品。リーダー環のクレバーさが光る。次巻以降の探偵原田の描きかたがどうなるのか気になる…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/27

この設定、かなり好みです。こういう終わり方も好き。ラストの結果は以降公の機関でも捜査できることだから、あえて彼らが動く必要はない、と理解しました。そういう割り切り方をするチームのように感じます。が、こういう設定は、好みは分かれるだろうなあ・・・。3部作だから、あと2冊。やっぱり「殺人症候群」も買いますか?なぜか2冊でやめてきてるんだけど、ね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/11

貫井氏といえば、『必殺仕事人』に代表される“必殺”シリーズの大ファンであるが、本作はその趣味を存分に活かしたシリーズと云えるだろう。環敬吾率いる彼のチームのメンバーの召集シーンからニヤニヤしてしまった。特に注目したいのは本作に登場する犯罪の片棒を担いだ人々というのが、実は私たちとなんら変わりのない、ごく普通の人々だということだ。我々の安定した暮らしというものがいかに危うい日常のバランスの上で成り立っているかが実感させられる。依頼された失踪人捜しと原田が追っていた人物が出てこないから、ミッション失敗!?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/23

3部作の1作目。キャラクターの自己紹介みたいなもんかな。「誘拐」「殺人」症候群もぜひおすすめします。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/25

トリックや叙述の仕掛けを楽しむ小説ではありませんが、小説中の設定がとても世相的にリアルでよかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/06


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