tenma
「放浪記」ではないけれど、要するに『ヴァカボンド』の話。▼神様のボートに乗って、あちこち巡ることは、決めた本人からすれば当然のこと。でも、巻き込まれる側は、心情が理解できるとしても、いつかそのボートを降りるか、自分のボートへ乗り移るか、選択しなければならない。「大人になる」ことの証としてとても判り易い。▼若さは、孤独に立ち向かう強力な武器で、草子には「これから」がある。対して、葉子には、何が残ったのか。人生は、老いに厳しく、時に残酷。二人のこれからに幸あれ。

神様のボート (新潮文庫)
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- 11/08
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