さや
ギリシャ神話風の、神々と神と人の間の存在『クウ』と人々の話。神と人の距離が近いことにびっくりした。一話ごとに、出てきた神はどれかと表紙で探した。

神々の午睡
ナイス! ★★★★★★ -
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- 11/01
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ナイスした読書家さんと感想
神と人の距離が近く、極端な違いがないところが親しみをもてて良かった。シムとリュイ姉弟の絆とか。死の神は全体通しておいしいポジションだったな。
あさのあつこが紡ぎ出す神話物語。神様だって人と同じで、泣きもするし笑いもするし、時には愚かなこともしでかしてしまう、というのは同じかな。ギリシア神話とか読んでて思うけど、神話にハッピーエンドで終わる話って少ないよね。というわけではないのだろうが、ここに描かれているのもせつなかったりちょっと理不尽だったりなお話が多いような。それでも最後にはほんの少しの光が射す。さくさくと読めちゃったけどこれはこれで面白い。でも再読はないかな・・・もし続編出るなら読むけど☆
わたしはけっこう好きです! その一方で物足りないという方の気持ちも少し理解できるような気がしました。あさのさんならもっと掘り下げて、さらにじっくり書けるのでは、そんな風におもえたというか。でもこれは短編連作だし、失敗や諍いを繰り返しながら、かろうじて何かを学び成長していく、ひとへのあたたかい愛情は健在。戸惑いを覚えることもなく読了できる本も貴重で時にはいいです。わたしも死と嘆きの神が美しい少年というくだりには、さすがあさのさんとおもいました(笑)。
ジュブナイル小説にギリシャ神話をリンクさせたようなファンタジー。「友情」「恋愛」「戦争」「世界の危機」短編ごとにテーマがあって、気紛れだけど根は優しい神々が登場します。美貌の少年神が、死を司る神だったりってのは、さすが!あさの作品!って感じで心惹かれました!!CLAMPさんのイラストも美々しく、素敵♪個人的には「盗賊たちの晩餐」が読後感も良く好みです。
本当にあさのさんの間口の広さって何なんでしょう。児童文学、青春もの、スポーツもの、江戸ものから、SF…。今回は初の神話モチーフのファンタジー。どんな球でも打ち返してしまう力量がありますね、流石、あさのさん。アニメージュでの連載、図書館でもティーン用の扱い。気楽に読めるラノベ気分でサクサクと読了。グドとフィが魅力的。









