nuts
素材も展開も、本格ミステリのど真ん中、直角ストレートのガチンコ勝負なのに、ユーモアミステリのエッセンス。で、あのトリック…。館ものとはいえ、何て事を。うん、好きだ。敢えてユーモアミステリにしなくても勝負できると思うけど、作者のホームグラウンドだからか。いや、あのトリックは敢えて笑いに持って行った方がバカバカしくて良かったのか(バカミスではないけれど)。大体、探偵と刑事が居るのに、何で刑事の視点なんだぁ!とのっけから悶絶。ま、これは私のつまらない固定観念か。等と言いながら、次の読書欲はガチガチの本格だ。

館島 (創元推理文庫)
ナイス! ★★★★★ -
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- 10/29
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ナイスした読書家さんと感想
不思議な建物における物理トリックが大好きなのですが、この館の面白さといったら!館自体の仕掛けはもちろん、その館が立地している場所の必然性がパズルのピースのようにぴったりはまっています。映像化は多分不可能。でもこの館を遠景で見てみたいし、中に入ってみたい。登場人物達は他の東川作品同様犯人も含めてコミカルで後味も爽快。これは既読の人と館の面白さを語り合いたい。そう言えば瀬戸内って安藤さんの斬新な建築物がたくさんあったりしますね。続きがある予定みたいだけど、また同じキャラが出てくる魅惑的な建物の話だと良いな。
読んだあとで、じわっと面白かったなと思いました。しかし読書中はキャラクターに感情移入しにくくて・・・やはりもっとストイックで格好いい男性が出ないと!(すいません・・・笑)。
「独創的な設計者の建てた館」であり、孤立した島でしかも嵐のダブル密室(?)という本格王道でありながらドタバタなユーモアミステリ。ドタバタしながらも伏線はうまく回収していて読後感はいい。トリックはともかく館の謎にはやられた!好き嫌いはあると思うが私は好き。







