しぃ
★図書館★ミステリー色薄目の連続短編集。ページをめくる手が止まらず、サクサクと一気読み。「月曜日の水玉模様」に続き、安心して読めた。最後はちゃんと謎は解けるし、最悪の事態にもならないし。年齢が近い(?)からか「20代女性の葛藤」には共感出来るところが多々。『雨上がりの藍の色』は痛快。このシリーズの続きが読みたい!

レインレイン・ボウ (集英社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 10/28
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
高校ソフトボール部の仲間の通夜で再会した7人の女性たち。7人7色の青春時代、その後の人生を描いた物語。『月曜日の水玉模様』に出てくる陶子が、高校時代の仲間達の目を通して語られるのがよかった。ますます素敵な人だなと思った。ミステリー色はほんのりという感じだけど、ゆるくつながっていく謎解きが面白かったです。
初めて加納さんの本を読んでみました。自分では学生時代から全く変わって(成長して)いないと思っているけど,周りから見たらやっぱり変化はある。そして,会っていなくても簡単には人間関係は変わらない。そんなことをふと思ったりしました。メンバーそれぞれの視点から短編が作られているところも,私の好みでした。それにしても,チーズってあだ名かわいいなー。
どの主人公も実際にいそう。陽子みたいな人、嫌だな~。自分に似た部分があるからかな。対して由美子みたいなタイプはすごい好き。どの話も面白かったけど、どれも「その後」が気になる終わり方でそれがまたよかった。
7つの話からなる短編かと思いきや、全てが謎解きの要素を含みながら繋がっていくところが痛快です。一人一人、だいたい25歳の女性を描いた話、それぞれの悩みや思いを抱えつつ、話の中で希望を見いだしたり自分らしさを再確認していく様がもろい部分を持ち、隠していたりするなりにそれぞれが強くかっこよく見えました。本当に、それぞれを描きつつ、1人を巡っていろいろな関係が繋がったりしていくのが面白かったです。
ミステリーだけでなく、20代の女性の心の揺らめきが実にうまく描かれ、さすが加納さんと思わせる逸品。
ガーッと一気に読み終えてしまった。どのキャラもとてもしっかりしていて、一つ一つの話の主人公が悩みながらも成長していくところがとても良かった。青春小説っぽくもあり、ミステリー的なところもあり・・・と面白かった。加納朋子さんのまた違う作品も読んでみたい。
以前から気になっていた作品だったのですが、ようやく読む事が出来ました。やはり、一人一人のキャラクターがしっかりしていて、読んでいて感情移入しやすかったです。登場人物たちの年齢と近いので、余計そう感じた気もします。一つ一つの短編が、最後の話で全てが繋がる構成も、とても楽しめました。余談ですが、「月曜日の水玉模様」の内容はすっかり頭から消えてます・・。読み直したい。
加納さんお得意の連作短編集。『月曜日の水玉模様』の登場人物が再登場して嬉しい。一人の女性の死という大きな軸を中心に、高校時代に部活で一緒だった女性達の、自分の社会的な立場に対する葛藤を描いている、というのがベースか。そこにいわゆる「日常の謎」が絡んでくるわけですが、ミステリー要素はかなり薄め。各篇の主人公の心理描写がメインと感じた。とは言え、篇を追うにつれて徐々に浮き彫りになる大きな謎とその解決、という構成はさすが。












