ナイスした読書家さんと感想
えっ?これで終わっちゃうんですか?頂点まで盛り上げておいてそこから突き落とされたような衝撃のラスト。そして皆はその後どうなった?とどうしても思わざるを得ない切り捨て方。読了直後はただ唖然呆然だったけど、この潔い結末は実にお見事でした。二度も出てくる『騒擾ゆき』の暗示が切なさに追い討ちをかけます。でも三巻を通じて知ったお嬢様とベッキーさんやこのご家族ならきっと逞しく生き抜いて行かれる強さを持っていると信じられます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/27
古き良き時代の文学の薫り漂う作品ですね、「上品なお味で美味しゅうございました」(笑) 昭和初期の厳しい時代背景をベースに、古い時代を象徴する華族の令嬢と新しい時代の息吹を体現したお抱え運転手ベッキーさんが日常の謎を解くシリーズ 「獅子と地下鉄」の父子に、ほのぼのしました(笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/24
騷擾ゆき―その日が来てしまうのを、その場面読むのを、不安に思いつつ読み進めれば、あまりに見事な最終章『鷺と雪』受賞自体遅いと思っていたけれど、ミステリーと純文学の融合感じてしまう納得の直木賞。能の描写に小道具・言葉のセンス、軍服勝久様とベッキーさんの会話、なにより電話番号があっ!と思わせる英子と若月の会話。細かな伏線回収と謎解きは、最近のミステリー読まれる方には物足りないかも。個人的には、やっぱり好きだわ北村薫さん。新たなシリーズ・長編、切にお願いします。できれば円紫さん続編も希望。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/27
前作「玻璃の天」から間を空けてしまったので誰だっけと思い出しつつ楽しみました。最後の歴史的事件による幕引きの余韻がなんともやるせない。今作では「獅子と地下鉄」が良かったです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/06
直木賞受賞作ということで手に取った。シリーズものだったんですね。ブッポウソウの鳴き声のラジオ放送も、芥川龍之介の腹巻も、子爵の失踪も実際にあった話だそうで(実話は子爵でなく男爵だそうだ)昭和の初め、戦前の東京で、華族のお嬢様は本当にこんな生活を送っていたんだろうな~、優雅でいいな~と思った。英子や学友たち、ベッキーさんの上品な話し方が素敵だ。日常の謎ミステリではあるけどほとんど大河ドラマのよう。終盤は徐々に戦時体制へ時代が移ろう感じがして悲しかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/21
nyanco@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
こんにちは。前2作もオススメですよ~!是非、読んでみてくださいませ。ベッキーさんとお嬢様、そして時代の雰囲気がとても好きな作品です。
ナイス!
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05/22 13:08
こんにちは。前2作もオススメですよ~!是非、読んでみてくださいませ。ベッキーさんとお嬢様、そして時代の雰囲気がとても好きな作品です。
ナイス!
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05/22 13:08
しろいるか@灯れ松明の火
nyancoさん、コメントありがとうございます。そうですね、順序逆になっちゃいましたが是非前の2作も読んでみたいと思います。英子さんの優雅な生活、ちょっと憧れますね~(^^)
ナイス!
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05/22 23:27
nyancoさん、コメントありがとうございます。そうですね、順序逆になっちゃいましたが是非前の2作も読んでみたいと思います。英子さんの優雅な生活、ちょっと憧れますね~(^^)
ナイス!
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05/22 23:27
漸く直木賞受賞出来て、良かったです。納得な作品でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/21
英子の台詞にある「ことは語りすぎれば浅くなるものだ。」を証明するかのようなラストに一見拍子抜けしまうが、知識と想像力で補完して胸が熱くなる。そして読み返した勝久様とベッキーさんの会話に胸が詰まる。「戦は明るいものだ」――この一言に、著者の思いが集約されているように思う。戦争はそれを望む者がいなくなる限りなくならない。我々は「歴史」を作り、そして繰り返す。著者の反戦への強い重いを感じ、余計に胸が熱くなる。記憶に残る作品。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/10
昭和の時代を背景に描かれた物語である。お嬢様、英子と運転手のベッキーさんとの強い信頼で結ばれた絆が安心できる。昭和の女性の凛とした姿勢を正したイメージが浮かぶ。2.26事件など重いテーマを扱っているのにさらっと読める軽い文体で、重苦しい気分にならず北村作品を楽しむことができた。
街の灯から通読のため『とうとうここに到達してしまった。。』との思いが強い。「時の三部作」が作中人物を時間移動させたように、ベッキーさんシリーズは読者を昭和初期にタイムスリップさせたような時間の狭間に引き込まれてしまう。若月少尉と英子の電話の奇跡・桐原大尉とベッキーさんの対話・・・時代の歯車は何人たりとも静止が不能となっていき悲しみすら表に出すことが憚られる時代。『別宮には何もできません』がエンディングでは切なすぎる。あと10年生き延びた世界も是非とも作品化して欲しい、そして何でも出来る世界を歩かせて欲しい
お嬢様達の学園生活、欲を言えばもっと書き込んでいただきたかった、修学旅行の夜のお話なんて特に。このシリーズの楽しみでもあった二人が説く謎がイマイチだったことと、せっかく調べた膨大な資料をに押されてしまった感があり、当時のドキュメンタリーのようになってしまい登場人物たちが色を薄めてしまったのが残念。最終話、見事なラストです。電話での最後の会話が切ない…。もっともっとベッキーさんとお嬢様を見ていたかった。けれど、この後、彼女たちの暮らしが激変する様は、知らない方が幸せなのでしょうか…。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 07/02
読後、ぱらぱらと本をめくって、再会したのは「騒擾ゆき」。どきっとしました。音も色も消えていくような気がしました。



















ぱせりさん、nyancoさん、コメントナイスありがとう!
toraさん、コメントナイスありがとう!