古家深一郎
亜愛一郎。なんとも人を食った名前だこと。そりゃ、一度聞いたら忘れんわ。淡坂妻夫は初めてですが、文体や登場人物描写、事件の扱い方に時代を感じましたね。昨今の、どうも気持ちを引き締めざるを得ない、冷たいコンクリートじみた世界観から見ると、この世界はまるで舞台上のものを見ているようです。著者が奇術師?であることも無関係ではないでしょう。いらないとこまで趣向を凝らしたり、いちいち名前や人物の仕草をネタにしてたり。それでいて主人公の亜の様にけろっとしてるからたまらない。人は選ぶと思いますが、自分はばっちりでした。因

亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
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- 10/16
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