Tatsuya
数年ぶりの再読。加納さんお得意の連作短編集。人も死なないし、全体的にほのぼのとした雰囲気が漂っているんだけど、実は起こっている事件はどれも非常にドロドロしていて人間の汚い部分が浮き彫りになってるあたり、なにげに黒くて好き。「日常の謎」っていうけど、横領とか強盗とか子捨てとか、充分過ぎるほど非日常だろう(笑)。これだけドロドロしているのに読後感が妙に爽やかなのが不思議。都合よく偶然が起こりすぎる節はあるけど、そのおかげで綺麗にまとまってるともいえるかな。初読時より深読みできて楽しかった。

月曜日の水玉模様 (集英社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/14
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ナイスした読書家さんと感想
再読。日常のミステリーって感じで面白かった。爽やかで愛情深い空気が良かった。陶子がOLだからか、丁度一年前に辞めた会社の事を思い出してちょっと感傷的になりながら読んだ。
しまった。単行本読みの時には「み・ず・た・ま・も・よ・う」に気づいていなかった。それで、嫁菜寿司な訳か!?ふ〜ん。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/10
なにげない日常の中にある、誰にも起こり得そうな謎と偶然。でも、萩くんが陶子に何度も出会うのは、偶然じゃないのかな。なんかしあわせ〜。もっと加納さんの作品読みたくなりました。
金曜日の話で、トリックが成立するのに『年寄りの感傷』が絡んでたのがよかったなぁ。理由なんてどうとでもつけられるのに、そういう発想をするところが加納さんっぽい。
OL・陶子とリサーチ会社調査員・萩がひょんなことから知り合い、探偵と助手という関係で身近な謎を解明するコージーミステリー。シリアスな題材も多いのに、優しくほのぼのした読後感。さすが加納さんです。いつもアジャアジャしている私は、陶子の冷静であたたかい人柄に憧れます。
表紙、色ちゃうやん!って突っ込みもいらん。なかなか。陶子のキャラ好きかも。。。萩くんがんばらないと。。。これって、続き物なんですか??気になる人出て来ちゃいましたけど。なんと言っても、相馬!そして、瀬戸!謎だろ、ソフトボール接待!この後も絡んできそうじゃないですか。気になる、気になる、萩くんも!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(6)
- 08/03
★★★★☆他の作品に比べれば幾分さっぱりした感じの連作短編集。雰囲気がさっぱりしている分、加納朋子作品が元々ミステリとして質の高いものなのだということを感じさせられます。「水曜日の探偵志願」が特に好きです。
丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中でリサーチ会社調査員・萩と知り合う。やがて二人は身近なところで起こる事件の謎を解き明かす名探偵と助手という関係になっていく…。加納さんお得意の日常の謎ミステリーだけど、駒子シリーズと違ってOLさんが主人公なので、働く女性のお仕事ものとして読んでも興味深かった。加納さん自身の社会経験が元になっているのかな?陶子さんが格好よくて素敵。「土曜日の嫁菜寿司」が一番好き。『レインレイン・ボウ』は以前読んだけどあんまり覚えてないなぁ…陶子さん出てたっけ。また読み返さなきゃ。
読後感爽やかで登場人物はみな魅力的。特に陶子さんが格好良い。最近はドロドロしたラブストーリーや人がバシバシ死んじゃう本ばかり読んでいたので、ほっと一息♪癒された。著者の他の作品も読んでみたい★

















