なーり
成長した主人公の力強さ。トラックの赤い色や空気、汗のにおいまで伝わってくる。眩しすぎる読後感。これ学生さんには勧めたいなあ。

一瞬の風になれ 第三部 -ドン- (講談社文庫)
ナイス! ★★★★★★ -
コメント(0)
- 10/03
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
私はこんなにも、何か1つのことに突き進んだことがあっただろうか。思い合える仲間と気持ちを1つに出来たことがあっただろうか.... 。彼らに、焦がれてやまない。練習嫌いだった連が。俺らで4継走ろうと言っていたネギが。ゼロからじたばたもがいていた新二が。一時卑屈になった健ちゃんが。よくぞここまで!それぞれが成長し、光輝く姿。これからもっともっと、輝くだろう。失敗しても落ち込んでも。春高のバトンを幾度となく渡し、たどり着いた栄光の舞台。抱き合う彼らの上に広がる青空は、果てしなく遠い未来へ繋がっていくのだろう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 06/01
ほかの本を挟んで、この10日間ぐらい、自分も高校に戻って陸上部に入って彼らと悲喜交々の疑似体験をしたような錯覚に陥るぐらい夢中になって読みました。文庫巻末には取材先の高校のコーチや生徒がインタビュー形式で登場し、エピソードなどは実際の話をうまく盛り込んでいると知り、まだ21世紀にもこんな素敵な青春をしている方々がいると知り、嬉しくなってしまいました。谷口さんとのことや健ちゃんのことはどうなったのかと気を揉みますが、気になるその余韻もいいのかもしれませんね。
今日のうちの夕食は、お父さんの作ったシチューです。それをみんな勝手によそって食べてます。なぜならば、お母さんがビール片手にこの本を読みながら泣いているからです。「ああ、こういう息子が欲しかった!!」と私がつぶやくと、「いや、俺も、もうすこし、本にのめり込まない母親が欲しかったよ…」と、高校生の息子に言われてしまいました。
とにかくおもしろい!!!胸が熱くなって走りたくなる。とにかく走りたくなった。10年以上前の自分の青春を思い出した。わくわくして楽しくて…。読み終わることが悲しくなるほどでした。
近いうちに再読しちゃうかも。










