タイトルに一言。「・・・・何を?」 この本は、歴史やミステリとしてでなく、お茶を習っている人がお稽古のおまけとして読んでみたらいいかもしれません。いろいろな茶道具(名物を含む)や主客の問答の時に使えそうな表現などが拾えるかも?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/01



ナイスした読書家さんと感想

奇跡の映画と呼ばれた作品がある。巨匠オーソン・ウェルズが若干24歳にして撮った処女作『市民ケーン』。新聞王が今わの際に残した「バラのつぼみ」と言う言葉の謎を追って記者が関係者間を巡る。本作も同じ趣向である。利休の自刃の日から物語は過去へ過去へとひたすら遡る。千利休の生涯は正に茶の湯の歴史そのものと言っても過言ではない。豊臣秀吉初め、本来なら歴史小説の主人公たりえる人物が脇役として次々に登場する。久々に完璧な読書体験への期待が募る。しかし至福の時は訪れなかった。ウェルズは謎を謎として残し著者はそれを書いた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/13

表紙を飾る木槿(むくげ)一輪。無窮花とも表される。無窮は極まりないこと・無限・永遠の意。槿花一日、名も無き高麗の美姫。限り有る、儚い命ゆえ希求した利休の美の象徴は、無窮花(ムグンファ)の名こそ相応しい。相対死できず喰い千切った小指。収めた小壺――緑釉の香合は希求する美と同時に、三毒の象徴。巻末・妻宗恩に粉々に砕かれる香合は、それが三毒の昇華で有ろうと無かろうと、利休は呵々大笑したに違い無い。的外れ承知でたずねたい。物語の利休ではなく泉下の利休へ。才有る作家・山本兼一さんが貴殿を描かれました。感想や如何。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(5) - 02/14
文庫フリーク@灯れ松明の火
手毬猫さん☆先日は返信メッセージありがとうございました。レビューさかのぼるナイスアタックで、濃密だったのが手毬猫さんのレビューとコメント欄。ついつい書き込みしてしまいました。(^^ゞすぐには読めませんが、まずは図書館在庫確認してみます(笑)
ナイス!ナイス! - 02/14 21:22

文庫フリーク@灯れ松明の火
OREOさん☆はじめまして。レビュー&手毬猫さんコメント欄拝読させて頂きました。利休が現代に有ったなら、それが何であれ、最初は既存の美に対する異端児でしょうか。利休の新しい美の創造は、既存の美の否定、あるいはその先に有るものを指し示す気がします。むしろ混迷する政治に関わって欲しいかも(笑)私自身は茶道どころか、普段作業着のおっさんですから、求めるのは安くて実用的な機能美です(苦笑)
ナイス!ナイス! - 02/14 21:47


饒舌を排し、磨き削られた文章は、美を追求した利休を描くのにふさわしい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/28

ウーン、面白くて一気読みしました♪黄金の秀吉と、燻し銀の利休。どちらが欠けても両立しない拮抗した世界。秀吉の利休に対する激しい嫉妬。惜しむらくは、秀吉の描き方でしょうか〜現代人が戦国を生きた利休や秀吉を理解することは恐らく不可能。「秀吉は〜だ」なんて言えるものではないし、利休だってきっとそう(双方怪物ですよ、きっと?)武士の命たる刀を取り上げられ、にじり口から頭を下げて茶室に入る天下人秀吉の利休に対する屈辱感や如何。秀吉は利休が自分に命乞いしないことは、はっきり分かっていたと思います。利休が殉じたものは
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(6) - 03/28
手毬猫
いたと思います。秀吉の戦い方を見ていても、彼は敵でも見事な戦いをする武将は大変誉めているんですよね。 利休との関係において、秀吉は「悪者」に描かれることが多いですが、実際はそんなもんじゃなかったと思います。 利休に常に精神的に殺されていた秀吉の返礼でしょうか。 井上靖の「本覚坊遺文」に、秀吉が「付き合ってやっただけだ」と思っている本音を利休が見破っているシーンがあって、とても面白かったですよ♪
ナイス!ナイス! - 03/29 21:41

文庫フリーク@灯れ松明の火
こんにちは。『本覚坊遺文』読みたい本に追加させて頂きました♪
ナイス!ナイス! - 02/14 10:47


利休に何をたずねるのか?作中で色々な人が利休に質問する。禅問答のようなものもあり、結局良く分からないけどスゲーっとか面白い、とかそんな結論になったのではないかと思われる。秀吉は持ち前の洞察力でかなりイイ線いっているが、本人の口から語らせることはできなかった。読者は色々な人とのやり取りをすべて読めるので、「あなたってどうしてそうなの?」が撚糸のように見えてくる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/12


利休にたずねよ

タイトルに一言。「・・・・何を?」 この本は、歴史やミステリとしてでなく、お茶を習っている人がお稽古のおまけとして読んでみたらいいかもしれません。いろいろな茶道具(名物を含む)や主客の問答の時に使えそうな表現などが拾えるかも?
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