arika
ストーリーは実に淡々と進む。盛り上げどころで(あえて?)盛り上げ切らないちょっと変わった雰囲気で、一人称で進むのに俯瞰しているようで、しみこむ感じがする。見方によっては悲しい反復にも思える。ある種の脱却というか転化なのかも。激動ともいえる展開の中にありながら、描写が丁寧で、主人公の生活圏が目に浮かぶよう。だが、ふと、ふり返ってみると家と湖だけが鮮明であるように思えて、しばしゾッとした。

オールド・フレンズ (下)
ナイス! ★ -
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- 09/24
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ナイスした読書家さんと感想
最初は同性愛に関する解説書かと思った。まこと、必死だったんだね。上巻よりは一気に読めた。当たり前のようにはるかに降り掛かる罰、明らかになる驚きの事実、まことの変わらぬ想い。過去と現在を行き来しつつ語られるこの物語、純粋さも汚さも暖かさも切なさも色々と溢れていて涙してしまった(主に家族愛に)。正直虫が良すぎるとか思いもしたけど気持ちの良い終わり方で安心。この二人は出会うべくして出会ったのか、或いは、はるかが言ったように本当に生まれる前から約束していたのかもしれない。そんな風に思えた




