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あるキング - Sizenoteさんの感想
伊坂 幸太郎
221ページ
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[09/14]
Sizenote
非常に評価が難しい作品だけど、伊坂作品の中では最もその特徴が骨太に描かれている作品かも知れない。著者の一貫して描いているのはアウトサイダーたちの物語だが、<王>でありながら周囲から疎まれてしまう王求の存在には、<死神>や<カカシ>に感じたファンタジーはかけらもなく、異物感以外のものは感じられない。他の作品では色んな彩りがあるために見えにくくなっているそうしたアウトサイダーのコアとなる異物感が丸裸にして描かれている。その異物感が伊坂作品の特徴だと考えれば、「あるキング」こそそれを浮き彫りにした作品 ではない
★★★★★★★★★★
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非常に評価が難しい作品だけど、伊坂作品の中では最もその特徴が骨太に描かれている作品かも知れない。著者の一貫して描いているのはアウトサイダーたちの物語だが、<王>でありながら周囲から疎まれてしまう王求の存在には、<死神>や<カカシ>に感じたファンタジーはかけらもなく、異物感以外のものは感じられない。他の作品では色んな彩りがあるために見えにくくなっているそうしたアウトサイダーのコアとなる異物感が丸裸にして描かれている。その異物感が伊坂作品の特徴だと考えれば、「あるキング」こそそれを浮き彫りにした作品 ではない ★★★★★★★★★★