fumono
延々と壮大なストーリを読んでいって最後に下らないギャグに収束するというお決まりのパターンがタマラン。いやあ、ひどい作家(いい意味で)だなぁ。

銀河帝国の弘法も筆の誤り (ハヤカワ文庫JA)
ナイス! ★★★ -
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- 09/17
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ナイスした読書家さんと感想
ワイドスクリーン・バロックな舞台で顕現するバカバカしくも壮大なヴィジョンが、たったひとつの駄洒落によって雲散霧消してしまう駄洒落SFの連作集。/個人的ベストは「銀河を駆ける呪詛」。超光速で移動し、人間を捕食する宇宙人〈人喰い〉に対抗するため、人類は呪詛を用いた通信手段を開発した――という奇想はユニークですが、結末で……('A`)。なまじオチとして成立しているだけに、脱力感もひとしおでした。/「火星のナンシー・ゴードン」は、意外とハイブローなオチで逆に吃驚(だから“シグ・ァッコー”や“ィドゥン”なのね)。
SF系ギャグ(なんじゃそら)いちおう、SF的に宇宙より現れる敵とか、宇宙人からの挑戦状、みたいなのはあるのだけれど、結果的にギャグ(しかもオヤジギャグ…)に終わるという、筒井康隆とはまた違った感じ。…もちろん彼の作風柄(?)グロというかぐちゃぐちゃぬるぬる系の描写もあったりするし、まじめなSFファンからは「なんじゃこりゃ~~~~!!」と絶句されること、この上なし、なんだけど、こういうセンス私は嫌いじゃない。いや、好きと言ってもいいかも。巻末の「<人類圏>興亡史年表」がまた笑えます。





