kinaba
ああ、この設定、SFだなあ、と心から思えるSFを久しぶりに読んだ。

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)
ナイス! ★★ -
コメント(0)
- 09/15
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
遥かなる未来、膨張する太陽、巨大な一本のベンガルボダイジュに覆い尽くされる地球、何種族にも変容した人類、得体の知れない生物たち・・・。濃密で、これぞSFという世界。強烈なイメージが頭に貼り付いて離れません。夢だとわかっているのに目覚めることができない悪夢に似た恐怖があります。初めて読んだのになぜか懐かしさも感じました。
思いっきり期待していただけに読後感は非常に微妙。σ(^_^;)『やがて地球は片面を永遠に昼、片面を永遠に夜にしたまま停止した』強すぎる太陽光は動物を衰退させ昼の世界を植物の王国へと変えていった。出だしの緑の魔境とも言える異世界描写は実に秀逸。このまま最後まで異形植物中心で行ってほしかった。鳥人、ポンポン、トンガリ等人型異形生物が登場してからはありきたりのファンタジーとなってしまい残念。ところで椎名誠のSF三部作「アドバード」「水域」「武装島田倉庫」は本作へのオマージュとのこと。取り敢えず読んでみる予定。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 07/29





